HYBRID ROTARY ENCORDER
油断大敵!
2014.07.19. 8J3AのSKEDで on AIRの準備をしていると、EL表示が正常ではない! 大急ぎで予備のエンコーダーに取り換えても駄目で、さらにBOX−2も取り換えて動き出す。 しかし、大きな粘りがありスッキリしない。おもりを重くすると少しは良くなる!(2014.7.20.)
地球引力の低下か!!とJA−EMEでさわぎたてましたが、トーンデモナイ・・・。 ニュートンさんも目をむいてお怒りのことかと・・・。
原因は、設計マージンの不足・・・でした。15年の年月でシャフトカップリングが原因不明 (油?気温?)でふやけて膨張し、ベアリングの支持箱内側に突っ張っているのを発見し ナーンダと一件落着。カップリングの長さは規格は22mmですが実物は21.5mm、支持箱 の内寸は22mmでこの0.5mmの隙間で15年間無事に過ごしていたのでした。でもなぜ この期に及んで急に突っ張ったのか・・・。何のことは無い、エンコーダーを取り換えるとき シャフトカップリングのロックを緩めたので背伸びをしたのでしようが、取り換えを急いでいて 頭に余裕のない主には気が付いてもらえなかったというのが真相でした。(2014.7.29)
今回の騒動の直接の原因は雷様のようで、ELエンコーダーのアブソリュート側と関連する PIC16C84・H8-AE3048が昇天したことでした。 今回、さらに精神的ダメージを受けたのは、予備のBOX−2のH8−AE3048にバグが あったことにこの15年間全く気が付いていなかったことでした。バグについては現用のみ 修正焼直しして、予備の方はあとで・・・と先送りしたままになっていたものですが、その 油断しているところを雷様に見つけられてバンザイすることとなったわけです。
AE3048などはすでに時代遅れで焼き直し道具もなく、あとはドラエモンにお伺いを立て て順番を待つしか手が出せない状態です。バグがあってもこの予備しか使えないため これまで雷様に壊されるわけにはいかないので、運用終了の都度お皿の下の簀子の下 に潜って取り外しています。ヤレヤレ・・・自業自得・・・。(2014.8.3.)
焼き直し道具など無いとはトンでもない。あまりのじれったさにたまりかねて3048Fご本家に 問い合わせたところflash.exe ver.5が対応しているとのこと。代理店に問い合わせると 78K円と、もう一軒は145K円・・・ヒェーッ。そんな筈はないと秋葉原のおなじみさんのHP を見ると3048Fはまだまだ健在ではないか!。懐かしい開発キットに書き込みソフトもつい ている・・・というが、ホントに使えるのか問い合わせるとwin95からwin vistaまで大丈夫 とのこと。消費税を払ったつもりで取り寄せて、15年前のマザーボードをそのまま使用し、 書き込みソフトのみ新しいものでwin2000上で使ってみると、一発で書き込み大成功!! 15年前に購入した予備の3048F2個も組み立てて、予備の予備まで焼き上げました。
予備の3048Fさえできればこちらのもの!、大胆に切り分け試験を行ってみると、ナント 元の予備BOX−2に乗せていた3048Fにバグはない。勘違いも甚だしい・・・ドラエモンに なんといってお詫びすればよいものやら・・・。原因は予備のBOX−2のPIC16C84の EL側のみ最終版の一つ前の*.hexで焼いたままで、焼き直していなかったようです。 これを最終版に焼き直してバグについては一件落着となりました。 めでたし めでたし。 結局、ソフトには何のバグもなく、使う側での予備BOX-2の検証不足だったのでした。 それにしても もう クワバラ・・・くわばら・・・桑原・・・(2014.08.22.)
これでは納まらなかったのが雷様の落とし土産。テストベンチでは解らなかった問題が発生。 BOX2をシステムで試してみると、予備では従来とうり±0.1度以内におとなしく追尾するが 現用ではアブソリュウトの1.4度以内で盛んに暴れまわりハンチングが甚だしい。回路の断線 テストOK・3048FやPIC16C84も入れ替えて変わりなし・差し替えできない水晶OSCに疑問 を抱きつつもハンダ付け作業の億劫さから先送りにしてアースラインの補強、パスコンの補充 などしているうちに、テストベンチでパタッと11ビットが読めなくなる。原因は水晶OSCの停止 と判明したが、昇天寸前のもがきがあのハンチングだったのだ・・15年もの長い間ご苦労様。
部品箱の奥底を探り15年前にまとめ買いした水晶OSCを探し当て5Vを加えてみると全数 発振OK!。鼻眼鏡に拡大鏡スタイルで何とか取り換え完了。テストベンチでは11ビットも きれいに読める。多分これで問題は解消。あと10年は大丈夫!。人間の方が持たない? ここでもう一度、クワバラ・・・くわばら・・・桑原・・・(2014.09.08)
早速EMEサイトへ急行、システムにセットして追尾テスト、ご乱行はサッパリと消えて 結果は上々、ルンルン気分で午前中で切り上げ帰着。バンザイ! (2014/09/09)
ヤット天候が回復し、新しい余裕の設計?のELエンコーダーに取り換える。 (2014.08.30.)
これに懲りてELエンコーダーの予備を余裕の設計で?作りましたので、ソフトができ次第 現用予備を入れ替える予定です。(2014.8.3.)
古いエンコーダーのカップリングは両先端を薄く削り取り、角を山形に丸くヤスリで削りました。 こうすると最小限のスペースを取るためのカッターの刃などを挿入しやすいのです。 思うに15年前もキットこうしたはずですが、もう完全に忘却の彼方にありました。 ちなみに予備として新しく購入した4個のカップリングの長さはキッチリ22mmでした。(2014.8.9.)
バケツをやめて5.5Lのゴミ箱を改造して被せてみる。 (2012.05.20.)
2008年10月15日、ARRLコンテスト を控えて念願の軸直結対向型に組み変えた。 この上に、幼児用のバケツをかぶせて防水。下の入れ物はケーキ用丸形4.5号型枠。
以下は 旧 AZ用 ダイヤル糸結合型。 2008年10月15日まで9年半使用、ダイヤル糸も切れないしゆるまなかった。
AZハイブリドエンコーダーの11ビット(2048) インクリメンタル エンコーダー側。 omron E6H-CWZ6C 2048
同上。 両エンコーダーはダイヤル糸方式で結合されている。 この9年間障害は発生しなかった。
同上 8ビット アブソリュウト エンコーダー側。 omron E6CP-AG3C 256
EL用対向直結型。左8ビット(256)アブソリュウト、右11ビット(2048)インクリメント、 錘は釣り具用の100g、AZ追尾に伴う軸方向の揺れを拾はないように取り付ける。
旧仕様 A-ECONT-new.pdf 新仕様 A-ECONT-newSSR.jww.pdf
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