TRACKING


追尾システムは1999年5月完成後9年間、モーターからエンコーダーの駆動糸まで故障無し。
取り替えたのは、AZ駆動ワイヤ1回とEL駆動ワイヤ2回の整備取り替えのみ。
(AZエンコーダーは2008年10月軸直結に組み替えたのでダイヤル糸は無くなった)

2005.3.20.AM10:53 震度6の福岡西方沖地震(3km)にも耐えました。
丁度SWで北米ウインドウを終えデイッシュを仮固定位置に戻し簡易ベッドで
ウトウトし始めたとき、コンテナごと放り上げられ斜面の下まで転がり落ちた
かと思うような恐怖を感じました。

あるOMから古い追尾softの月に関するデータについての疑問が投げかけられ
気になっておりましたところ、四国のその筋の頑張り屋さんのアドバイスも有って
世界標準?の天体位置計算softはNASAの”Horizons”らしいことを知りました。
是と小生使用中の”Sunmond”(W8MIF David Shaffer、JH3EAO杉本氏改良)
の計算ルーチンを使ってJA6WWNが書き直した追尾softたち(C++、PASCAL、
VB6)との計算誤差は、小生の運用するEL50度以下では最大0.08度でした。
小生の1.2Gのアンテナのビーム幅や2048bitエンコーダーの分解能0.175度
を考慮すれば無理をして修正しても効果は少ないと判断しました。(2007.07.04).
ちなみに、10年前の日付で比較しても結果の誤差に大差は有りませんでした。

現在まで耐久試験的な仮設工事のままになっていたところも9年間無故障の
結果が出たので、ボツボツ本格的な施工を実施しています。(2008.7.)

ついにドラエモンがポケットから新しいソフトを出してくれました。
Horizon のデータを取り込むモノで、私としてはこれさえ有れば
計算値を気にすることもなく、この世に生有る限り十分使えます。
見るだけ!

2010.08.08.午後2時JSTごろEL駆動に異常発生。屋上に上がってみると、
ELモーターから熱気の陽炎が立ち上がっている。手のつけられない熱さ・・・。即運用中止
念のためELモーターを発注(ダメモトで予備の意味も含めて)。さて、11年以上前のことは、
すっかり頭にない・・・。回路図と予備パネルと現用パネルをテストコードを使って比較検討。
連日の猛暑とお盆を挟んで、モーターが入荷した8.20.にやっと気合いが入って、SSRの
サイリスターフォトドライバーが常時不完全ONとなっていることを突止め、予備があり取替え
てめでたしめでたし。追尾駆動モーター用ACラインに通電監視回路を設置、再発に備える。


誘導雷被害なのか、部品の使い方が悪いのか、忘れたころにELモーターだけがうなる。
大概トライアックのドライバーがイカレている。FEEDの上げ下げ中にトラブッテもらうと
超ヤバイことになるので、この際現用のみトライアックとドライバーの一式を取り替えて
一年間様子を見ることにした。       (2017.03.19.)     A-ECONT-newSSR.jww.pdf


気にしていたAZエンコーダー防水カバーを、幼児用バケツから5.5Lゴミ箱改造品へ
取り替え。さらに柔らかいビニール袋のスカートをはかせて、横殴りの風雨をしのぐ。
また、この上に乗用車用床マットを被せて風雨と紫外線をカットする。
ついでに微妙なガタが気になっていたタンデムバーも25x25x1tアルミ材2本から、
13(11)φに9φステンレスパイプ両端に0.5tテフロンを巻いて挿入したものに取り換えて、
ガタを克服。BOX−2(CPUとSSRなど)は、簀の子の下の涼しいところへ移動。(2012.05.20.)



改造前


中心部の箱の中にAZ−エンコーダーを収納、手前の箱にはAZ−ELエンコーダー出力を
RS232Cへ出すためのCPUと駆動モーター制御用SSRを収納しています。
丸い白い蓋の中はAZ駆動モーター。非運用時、給電線・制御線は雨切盤で、電力線は
2カ所のBOXで、プラグを抜いていますので、誘導雷のお見舞いはまだありません。




AZエンコーダーのアブソリュートエンコーダー側の心棒から伸びているタンデムバー。
垂直方向と長さがフレキシブルになっている。右端のU字型クリップを弛めて太陽・月を
見ながらAZトラッキングの”決め手”を微調整する。(3mm/1bit=3mm/0.175度)
AZエンコーダーの軸直結組み替えに伴いエンコーダー収容BOXの形は変わりましたが
基本構成は変わりません。



AZ駆動ギヤードモーター軸と駆動ワイヤーの様子。各ローラーの微妙な
上下関係がワイヤーのこすり合わせを防ぐ。金網は ゴンタ カラス バリア。
AZ駆動モーターは三菱GM−JRB 90w 1/300 ギヤード モーター。




2009.4.5.追尾に微妙な異常を感じたので点検したところ、プーリーがすり減って
ワイヤーが相当食い込み、目視でモーター軸に達して居るのでは?と心配になり、
プーリーを外しに掛かったが素人では抜けず、モーターごと鉄工所に持ち込みました。



10年の月日は恐ろしいモノで30mm以上あった直径が18mmにすり減り、ロックキー
に達しており、あわやモーター軸に食い込む寸前でした。当然のことながら鉄工所で
引き抜くときに破損しましたので新品を調製して貰いました。




EL駆動部。ガイドレール横の数字はおよそのEL角度。
ガイドレールはこのあと左方向中心に向けて約1m延長している。(−30度対策)




EL駆動部。ワイヤー巻き込みの様子。自動追尾中は手巻きハンドルも回っている。




EL駆動部。ワイヤー巻き取り軸とウオームギヤとの結合部。
白いステンレス10mmφボルトの抜き差しで手動・自動が切り替わる。




同上。金網は ゴンタ カラス バリアで、その中は三菱GM−JR 90w 1/30の
ギヤードモーター。ウオームギヤーは福岡市内前田伝導機のアドバイスで採用した
椿本のTM16EB 1/30(鰹の一本つり用とか)、ご覧のとうりチエーンドライブ。
モーターはGM-J2RB90W 1/30 に変更(惰性で行き過ぎを止めるため)2014.08.28.



シャック内オペデスク横のトラッキング司令塔 コンパック ノート。(20年前?ドラエモンが
大学入学時に購入した物)       時間は運用の都度 電波時計を頼りに手合わせ。
text文で自局の緯度、経度、運用周波数、計算周期(分=0.2)などを予めバッチファイル
にしておきmoon.exeを呼び出して70cmか23cmを選択する。
ドラエモンが作ってくれたdos/v、nec pc どちらでも動くすぐれもの?。
ソフトの原典はJH3EAO杉本氏の”sunmond”で、これをc++で書き換えたもの。

コンパックノートも寄る年波には勝てず2007年昇天、これまたお年寄りのFMV5330が引継ぎ
追尾に事あるときの最後の一手を担って居る。

時代の流れは速く?WIN95ではもはや如何とも致しがたく、2009年2月winXPへ格上げ、
NTPを採用、時間合わせが楽になった。追尾ソフトはそのまま、DOS・バッチファイル方式。

前述の通りHORIZONSデータ利用の新追尾ソフトに移行(2009.06.24

winXPもはじきだされて、現在はwin7に格上げ・・・。(2014.03.15.)
いやいやながらも WIN10へ移行・・・難問続出・・・。(2016.?.?.)



WSJT運用のために作り替えたTR CONTROL BOX内部。




トラッキング コントロールin door box(BOX1)。PCとout door box(BOX2)との間に入っています。
LCD表示は上の行からyy/mm/dd, hh:mm:ss,2行目 ドップラー周波数=Hz(現表示は1.2G)
3行目計算値、4行目エンコーダー指示値(計算値−0.175度以内に自動追尾)




左は送受切り替えシーメンスキー、右は70cm偏波切り替えSW(ロータリーでは使わない)
緑LED全部が点灯していないと送信できない。





制御系略図

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