ANTENNA


やるべきことをやらずして、結果のみ期待するな!



制作後10年経過して鏡面精度が気になっておりましたがトラスの設計値との偏差は半径3m以内で
平均+−2mmと好結果でありましたので、間に補助トラスを挿入して金網面の精度を1296MHzの
1/20λ以内に整備しました。結果は素材の重量約10kg増加に比較しては目立ったg/tの向上は
ありませんでした。            (2010.2.6〜7.+2.13〜14.足場組なしの1人作業)







北米ウインドウとEUウインドウの間の一服状態。EL約55度。



フイードを取り付けたままでの運用休止状態。



AZは直径2mの円形レールを上下8個宛計16個の戸車で挟み込んだ四角いベースを
ワイヤ巻き込み方式で駆動し、ELはワイヤ巻き取り方式で強引に押し上げる。




EL押し上げ用のツッパリ。曲げに強くするため山形鋼を組み合わせています。これで2m四方の
デイッシュベースを4カ所で支持することになり、フイードの支持は全てこれに頼っています。また
捻れは勿論、風圧による揺らぎ・AZ−EL駆動による揺らぎが無いので、ハンチングがありません。
駆動電源はAZ−ELともAC−100v・100ms/pls、1pls毎に電動ブレーキをかけ、計算値−
0.175度以内になるまで追尾を続けます。2m円周上の3mm/bit駆動に2ないし3plsを必要とします。
ソフト担当ドラエモン(JA4BLC命名=JA6WWN)・ハード担当JA6AHBのプロジェクトチーム。



コンテナ屋上台座に固定された直径2mのレールと可動台座の戸車の様子。

この戸車16個の内の1個が、DX pedi 追っかけを1時間後に控えて割れているのを発見。
乗用車付属のジャッキで軽く持ち上げた状態で、30分ほどで取り替え完了。メデタシメデタシ。
割れた物は、待機状態では一番負荷が重いEL用のシッポの付け根部の上部のもので、福岡西方沖地震
の時ダメージを受けていたのに加えて5月上旬の強風時留め金がはずれた時に既に割れていたと思われる。
  ベアリングには異常なし。レールに乗る鋳物部分が破損。        (20012.5.17.)




アンテナ構造説明図1 432 >>>>>>>>>>>> AZ-MNT-1(denpa).pdf

アンテナ構造説明図2 +1296 >>>>>>>  AZ-MNT-2-2(dennpa).pdf

  アンテナに掛かる風圧の目安 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>fuuatsu-2.pdf

鏡面精度測定 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>kyoumen.htm 




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