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Paph.philippinense

Paph.laevigatu と Paph.roebbelenii は植物分類学上はシノニム(同種異名)として扱われているが
園芸上では別種またはバラエティー(変種)として扱われている事があるのでここでは区別してみた。
入荷時の種名で分けているので本当にあっているかはわからない?

Paph.philippinense

ペタルの色は濃く、写真に撮ると光沢があるように見え、よくねじれる。リップの先がしゃくれているように見える。

‘732’


1992年5月撮影、ペタルが少し横に張るタイプ。
スタミノードの先端が尖るのはペタルが横に張るのかな?


‘9’

1980年7月撮影、 ペタルが下がるタイプ、ペタルの長さ、14cm。


laevigatum

‘4’

種名は無毛の、平滑な、磨いた、などの意味。
philippinense と違う点は全体に小型、ペタルは一般にあまり下垂せず、ねじれも少ない。
山取り分け株 1989年に laevigatum で入荷分
2007年7月撮影


NS 6.5x14cm、ペタルの長さ 11.5cm

10.5cmプラ鉢、ミックスコンポスト植え


花茎の長さ 40cm、4輪


リーフスパン 26.5cm


株の大きさ、形ははっきり区別が付く。


Paph.roebbelenii

‘194'

種名はドイツの蘭収集家 Robbelen 氏に由来する。
philippinense と違う点は葉幅が広く縁が白い、子房が中央ではっきりと膨れる特徴が見られる。

 2006年6月 撮影 

NS 13 x 8cmスタミノード、先端の2つの突起が特徴
ステームの長さ 23cm、リーフスパン 27cm、philippinense に比べると全体に小柄です?

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