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ビワの木、苗を買ってきて植えたものと、種から自然に生えてきたものと大小二本、狭い庭に植わっていますがだいじょうぶですよ。もしそれが本当なら、ビワ農家の方はみな病気になっています。
 しかし、昔の人々は電気など使わない生活をしていましたから、極微量の電気でも体に感じたのかもしれませんし、ビワとは関係なくとも電気そのものが体に悪影響があることもわっかっていたのかもしれません。今の日本は、家の中も外も電気ばかりの生活で、現代人には電気の悪影響を感じることができなくなってしまったのでしょう。これは本当はとてもコワイこと。日本では電気の影響についてなにも言われていませんが、北欧では送電線の下、何km以内には幼児施設、学校などは作ってはいけないそうです。
 現代生活の電気使用量が増えることにともなって、伝書鳩レースで帰ってこられない鳩が昔より増えていることも、「迷子の渡り鳥が・・」や「季節はずれの○○」、また絶対その場所にいるはずのない野生生物が住み着いてしまったなど、一見ほのぼのとしているけどちょっとよく考えれば変なニュースが多くなったことも、目に見えないところで何かの影響があるかもしれません。見逃しているけど身の回りでおきていることを、それがいったいどんな意味があるのか、自然からの警告かもしれないと考え、昔の人の知恵と照らし合わせてみることはとても大事なことと思います。

さて、ビワの木の微量電気よりも電気そのものの方が何倍も威力があることは間違いありません。だとしたら家の中の電気製品はどうでしょう。電気製品の多くが、人体に有害な電磁波を発生させています。
 人間もそうですが生物は全て、ごく微量の電気(体内で生成している自然の電気です)により体の各部位を動かしています。例えば接骨院で電気を流す治療を受けたことのある人は多いと思いますが、これは電気的に骨を刺激することで細胞の分裂が促進され、骨の成長と再成生能力に富んだ若い細胞が生まれるからなのです。この治療法は、骨折時に自然に体内で微弱な電流が発生して骨折部分の骨の細胞分裂が活発化していることが発見されたことから広く行われるようになったもので、人間の本来待っている自然治癒力を高める方法です。
 ただし、この体内電気システムはとてもデリケートにできています。家電製品の電流や磁場でも人体には影響があることは研究者のほとんどが言っていること。電気カミソリは脳腫瘍を起こすと言われていますし(でもうちのだんな使ってます)、パソコンやケータイ用の電磁波遮断スクリーンという物も売られているのです。しかし経済優先の日本では、電気製品の“キケン性”など企業があえて発表するはずなど無く、ほとんどの人が知りません。(そういう我が家もパソコンはそのまま使っているし、ホットカーペットはネコが欲しがるし、家のどこかでいつも音楽がなっているし、気が付くとテレビ付いてるし・・・)

 ということで、自分自身の体を守るためにも、地球温暖化防止のためにも、電気使用は控えた方がよい、そういうことなんですが、なかなかね、便利で快適な生活は一度手に入れてしまうとそれがなかった時にはもどれませんよ。ビワの葉茶飲んで、ビワの葉湿布して、玄米食べて電磁波の影響を受けにくい丈夫な体を作ること、かな。

ビワの木を庭に植えると病人が出る、という迷信について 神奈川県のTさんより
 ビワの木はまっすぐ伸びるので給水力が強く、水の流れは微量の電気を生じるため、神経系の病気を引き起こしやすいといいますが?

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