たどりついたらいつも雨ふり(昭和47年)
吉田拓郎 作詞・作曲 モップス唄JASRAC作品コード046-3460-8


疲れ果てていることは
誰にもかくせはしないだろう
ところがおいらは何のために
こんなに疲れてしまったのか
今日という日が そんなにも大きな
いちにちとは思わないが
それでもやっぱり 考えてしまう
ああ このけだるさは何だ

いつかはどこかへ 落ち着こうと
心の置き場をさがすだけ
たどり着いたら いつも雨降り
そんなことのくり返し
やっとこれでおいらの旅も
終わったのかと思ったら
いつものことではあるけれど
ああ ここもやっぱり どしゃ降りさ

心の中に傘をさして
裸足で歩いている自分がみえる

人の言葉が 右の耳から
左の耳へと 通りすぎる
それほど 頭の中は
からっぽになっちまってる
今日は何故か おだやかで
知らん顔してる自分がみえる