私鉄沿線(昭和50年)
山上路夫:作詞 佐藤寛:作曲 野口五郎:唄 JASRAC作品コード039-9076-1
改札口で君のこといつも待ったものでした
電車の中から降りて来る君を探すのが好きでした
悲しみに心とざしていたら花屋の花もかわりました
ぼくの街でもう一度だけ熱いコーヒー飲みませんか
あの店で聞かれました君はどうしているのかと
伝言板に君のことぼくは書いて帰ります
想い出たずねもしかして君がこの街に来るようで
ぼくたちの愛は終りでしょうか季節もいつかかわりました
ぼくの部屋をたずねてきてはいつも掃除をしてた君よ
このぼくもわかりません君はどうしているのでしょう
買物の人でにぎわう街にもうじき灯りともるでしょう
ぼくは今日も人波さけて帰るだけですひとりだけで
この街を越せないまま君の帰りを待ってます