無縁坂(昭和50年)
    さだまさし 作詞/作曲 グレープ唄  JASRAC作品コード085-1473-9

母がまだ若い頃 
僕の手をひいて
この坂を登るたび 
いつもため息をついた
ため息つけばそれで済む
後ろだけは見ちゃだめと
笑ってた白い手はとてもやわらかだった

運がいいとか悪いとか
人は時々口にするけど
そういうことってたしかにあると
あなたを見ててそう思う
忍ぶ忍ばず無縁坂
かみしめるような
ささやかな僕の母の人生

いつかしら僕よりも
母は小さくなった
知らぬまに白い手は
とても小さくなった
母はすべてを暦にきざんで
流して来たんだろう
悲しさや苦しさはきっとあったはずなのに

運がいいとか悪いとか
人は時々口にするけど
そういうことってたしかにあると
あなたを見ててそう思う
忍ぶ忍ばず無縁坂
かみしめるような
ささやかな僕の母の人生