もしもピアノが弾けたなら(昭和56年)
    阿久 悠 作詞   坂田晃一 作曲    歌:西田敏行 JASRAC作品コード087-2994-8

もしもピアノが弾けたなら
思いのすべてを歌にして
きみに伝えることだろう
雨が降る日は雨のよに
風吹く夜は風のよに
晴れた朝には晴れやかに
だけど ぼくにはピアノがない
きみに聴かせる腕もない
心はいつでも半開き
伝える言葉が残される
アア アー アア・・・・ 残される

もしもピアノが弾けたなら
小さな灯りを一つつけ
きみに聴かせることだろう
人を愛したよろこびや
心が通わぬ悲しみや
おさえきれない情熱や
だけど ぼくにはピアノがない
きみと夢みることもない
心はいつでも空まわり
聴かせる夢さえ遠ざかる
アア アー アア・・・・ 遠ざかる