紅葉(明治44年)
高野辰之作詞・岡野貞一作曲/文部省唱歌(二年)
秋の夕日に照る山紅葉
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模様
渓の流に散り浮く紅葉、
波にゆられて離れて寄って
赤や黄色の色様々に
水の上にも織る錦