くちなしの花(昭和48年)
水木かおる:作詞 遠藤実:作曲 渡哲也:歌   JASRAC作品コード028-2382-9


いまでは指輪もまわるほど
やせてやつれたおまえのうわさ
くちなしの花の花のかおりが
旅路のはてまでついてくる
くちなしの白い花 おまえのような花だった

わがままいっては困らせた   
子どもみたいなあの日のおまえ
くちなしの雨の雨の別れが   
いまでも心をしめつける
くちなしの白い花 おまえのような花だった

小さな幸せそれさえも     
捨ててしまった自分の手から
くちなしの花を花を見るたび  
淋しい笑顔がまた浮かぶ
くちなしの白い花 おまえのような花だった