案山子(明治44年)
    作詞作曲不詳/文部省唱歌(二年)

 
山田の中の一本足の案山子
天気のよいのに蓑笠着けて
朝から晩までただ立ちどおし
歩けないのか山田の案山子

山田の中の一本足の案山子
弓矢で威して力んで居れど
山では烏がかあかと笑う
耳が無いのか山田の案山子