実弟・白井良和の思い出

2007年6月

白井 昭(名古屋レールアーカイブス)

 長年鉄道友の会であった実弟、白井良和は2月13日に死去しました。生前、御恩を受けた支部の皆様に御礼申し上げます。
 
 弟は私より8歳下で、生まれたときは嬉しかった。写真は1942(昭和17)年、小一の頃の写真で、左下の雑誌は鉄道記事が掲載されていた「科学と模型」、その表紙は阪和鉄道のロコ1100(1500Vの直接制御)。
 この頃から、私が鉄道趣味を仕込んでいたことが分かる。

 1951(昭和26)年から時習館高校に通い、豊橋駅で汽車・電車に親しみ、昭和29年から豊橋〜岡崎間を名鉄で愛知学芸大学(現・愛知教育大学)へ、先生、校長を経て晩年は趣味に生きた一生でした。

 ただ、名鉄全形式の本が完成前に亡くなったのは残念です。

 

(初出:鉄道友の会 名古屋支部報 パノラマ 2007年6月号)


白井 昭:
名古屋レールアーカイブス会員、産業考古学会会員,中部産業遺産研究会会員,鉄道友の会参与,海外鉄道研究会会員,日本ナショナルトラスト会員.


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