オーストラリアの保存鉄道のボランティアが来日

白井 昭

 2002年10月15日、メルボルン郊外にあるパフィンビリー保存鉄道のボランティア23人が大井川鐵道を見学、全線に乗車した。
 その際の情報として、銅鉄道の中間駅に「蒸気博物館」があり、大勢のボランティアが収集とガイドを楽しんでいる。
 そのコレクションにはシェイ式SL、ポータブルを含む各種蒸気機関車、蒸気ロードローラー、蒸気トラクタなど、古いイギリス製品を主体として幅広く多数に渡り、動態または静態で保存し「蒸気の時代」を再現している。
 これに比べ日本の蒸気機械のコレクションはSLを除き質、量共に貧弱で、保存艦三笠のエンジンは失われているなど、欧米やオーストラリアが羨ましい。
 写真は蒸気トラクタとロードローラーで、オールドタイム・フェストでは昔のコスチュームのカントリーダンスと共に主役を演じている。


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