名古屋工業大学鉄道研究会機関誌別冊
RackRail　増１号車　インターネット版

　白井　昭氏。名古屋工業大学の前身である名古屋工業専門学校の第４０期の卒業生である。氏は私たちにとっては単なる大先輩であるだけではない。技術者として、そして鉄道ファンとしての理想像であり、心から尊敬に値すべき人物である。
　名古屋工業大学鉄道研究会の現役学生、ＯＢには名古屋近郊の出身者が多い。そのほとんどが少年の頃、パノラマカーの魅力に心を動かされて鉄道趣味の世界に入っている。
　平成３(1991)年５月、名鉄の7000形電車・パノラマカーが登場して以来30年が経過した。これを期に、平成３(1991)年８月24日、パノラマカーの生みの親である偉大なる先輩、白井　昭氏にご多忙の中、約３時間半にもわたりこれまでのお仕事、そしてこれからの鉄道趣味と鉄道趣味人がどうあるべきかについてのお話をお伺いした。
　本誌では、このインタビューの際の我々の感動、感激をできるだけ多くの方々と共有するため、そして戦前から現在に至るまでの貴重な「記憶」を「記録」にとどめるため、白井　昭氏の特集とした。
　本特集を通じ、鉄道趣味人の胸に「白井スピリット」が届くことを、そして鉄道研究や産業考古学研究に本誌の内容がお役に立つことを心から願ってやまない。

■特集：白井　昭

白井　昭　プロフィール

白井　昭の軌跡・日本の鉄道の軌跡

1. まだ街は暗かった　　　〜少年期から名古屋工業専門学校の時代〜
2. 常に新しく　　　　　　〜パノラマカーと東京モノレールの時代〜
3. 故きを温め海外を知る　〜保存鉄道への道〜
4. そして未来へ　　　　　〜鉄道と鉄道趣味の発展を願って〜

謝辞

参考文献・資料

ＲａｃｋＲａｉｌ　増１号車　インターネット版制作に当たって

大井川鐵道の風景（写真集）

[ トップページへ戻る | 白井昭電子博物館トップ | 大井川鐵道株式会社ホームページ | ご意見・お問い合わせ ]

本ホームページをリンクする場合は必ずご連絡下さい。