土肥・南部「小下田」エリア
対象レベル  初級者〜
ダイブスタイル  ビーチダイブ
所用時間  THE101から送迎車で約15分
コンディション  小下田地区は土肥、八木沢地区より風の影響を受けやすく、また西向きの湾のため
 西、南西、南の強風はうねりが強くなり潜水できなくなることもあり。
 
潜水エリアが非常に広く、メインの白根までは岸から直線距離にして250m。
 
時間、残圧等に十分注意し余裕を持った潜水を。
ポイント概要  1997年6月に開放された廻り崎(恋人岬)直下の湾が土肥2番目のビーチポイント米崎湾内。
 エリア中央には根頭−10m程で皿状の岩盤が幾重にも重なってできた様な形の根、白根があり、
 魚のたまり場になっている。
ゴロタで遠浅の海底に点在する砂地は通り崎とは全く異なる荒い砂で
 ちょっと東伊豆的な雰囲気で土肥、八木沢エリアでは見られない生物も。またこのビーチの大きな
 特徴は湾南西側の壁面に大小ポッカリと空いている大きな半水面の洞窟(大穴、小穴)の存在。
 大穴の奥は入り江状になっており左右には細い水路があって冒険心がかき立てられる。
 ビーチダイブで地形満喫ダイブができるポイントが米崎湾内。
その他  期間限定開放ポイント
 通常エビ網漁の禁漁期間(5/16〜9/15)と旧暦の14日〜19日(満月の前後1週間)が潜水可
コメント
ここ小下田米崎周辺はイセエビ漁や潜り(海女さん)のサザエ、アワビなどの漁が盛んなところで、海女さんの漁に
ついては三重県の鳥羽とならんで新聞などでも紹介されるくらい。夏場米崎にダイビングにいくとお昼ごろ漁を終えて
船で帰ってくる海女さんご夫婦をたくさん見かけます。その時間帯は港もすごく活気づいていますし、海女さんたちは
気さくな方が多いのでダイバーに“ようこそ小下田へ〜”なんて声をかけてくれたりします。(地元の漁師さん海女
さんたちとのお話の楽しみも!)
廻り崎を目前に臨む米崎は小さな港ですがとっても雰囲気がよくて“夏休みだな〜”
って気分になれるなんだかちょっと懐かしいようなとても好きな場所です。