土肥・北部「土肥・八木沢」エリア
対象レベル  初・中級者〜
ダイブスタイル  ボートダイブ
港からの所用時間  八木沢港より約5分
コンディション  西、南西の強風によりうねりが強くなる。北東、東の風により透明度上昇。
 春先〜初夏の季節及び時間帯によっては潮流がかなり速くなることがある。
ポイント概要  通り崎岬の先端、西側から東へ10隻の沈船が点在するポイント。1989年1月〜1991年
 10月までに土肥漁協の協力により沈められた計10隻の大小の沈船は潮通しのよい通り崎
 
にあって絶好の魚の住みかに。特に最も大型の沈船には年間通じて魚が群れ、季節毎に
 魚群の移り変わりが楽しめる。また船体に群生した大きなソフトコーラルも見所の一つ。
 魚群に囲まれながら、またソフトコーラルに住む小さな生物を探しながらの沈船巡りや
 エアーの持ちが良ければ
沈船群周遊からお花畑まで足を延ばす冒険ダイブも可能。
 季節を通じて潜ってみると魚の群れや生物の変遷が見られ、また冬場などあっと驚く生物
 
との出会いもあり楽しみの一つ。
その他  潮流がかかりやすくまた平均水深が深くなるため時間、残圧に余裕をもった潜水を。
 またソフトコーラルへのダメージを与えないよう中性浮力キープ、
 フィンキックに注意。
コメント
通り崎の沈船群、大半が木造船だったということもあってかもさすがに15年以上の時が経って朽ち果てて来たものも。
特にビーチにある沈船2はほぼ骨組みに。驚いたのは鉄船で最も大型の沈船が数年前の台風のあと船室が薙ぎ倒されて
いたこと。それ以前にも台風によりこの大型沈船が沖へずり落ちていたこともあり(しっかり海底にズッた跡が・・・。)
文字通り自然の驚異を目の当たりにしました。そんなところを視点にして潜ってみるのもちょっと面白いかもしれません。
全部で10隻もあるのでまだまだ大半は原型をとどめていますし何と言っても北部エリアの中では最も群れ魚の回遊する
場所ですから季節を問わず楽しいことは間違いないです。