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2017/08/05
では前回に引き続き。
宇宙一分かりやすい格安スマホの話、第3弾。
えーSIMカードってなんじゃいってとこでしたね
SIMカードとは超絶カンタンに言うと、スマホで電話とかネットとか通信するために必要なカードです。
これが無いとスマホなんか単なるかまぼこ板です。
それぞれのSIMには固有のID番号(IMSIというらしい)が割り振られております。
そのID番号によってスマホはどこどこで契約した誰々のモノっていう証明になります。
これを挿すことによりスマホ君は「オレそう言えばかまぼこ板じゃなくてスマホだったわ」って事を思い出して電話とかが出来るようになります。
見た目はこんなん
スマホにもよるけど、iPhoneだとこの辺にぶっ挿して使います。
ちなみに一種類だけではありません
大きさも色々あります。スマホによって使うべきカードは違います
左の大きいやつは今はあんまり使わないかも。最近のiPhoneならだいたい右の小さいやつ。
で、SIMカードとはなんぞやって事が分かり、当然こっからが本題ですね
MVNO(格安スマホ会社)におけるSIMカードのみの契約について
昔から格安SIMって呼ばれてるので、なんとなく聞いたことあるわ~って方も多いかも
一言でいえば「スマホはこっちで用意するからSIMカードだけくれや」っていうプランです。
当然ながら機種代金かからないので安上がり。
ワイモバイルなら月額2,140円くらいでござろうか
やはり経済的
で、これを受け取ったら手持ちのスマホにぶっ挿して、無事通話もネットも出来るやんけ!めでたしめでたし
って、そー簡単にはいきません。
スマホがSIMカードを受け付けない場合がございます。
それも結構いろんなパターンがあります
まずさっき少し話したサイズの問題ね。これは簡単な話。
カードのサイズが違えば合うはずもなく。
ていうかまあそこは契約のときに「このスマホに合うカードくれ!」って感じでしっかり確認しておけばヨシ。
今時の機種なら一番小さいnano-SIMが多いですかね
でもって、次に
SIMロックがかかっている場合。
これ、超大事。忘れるべからず
僕も頭を抱えたSIMロックについて説明していきましょう
使う予定のスマホがいわゆるSIMフリースマホという物であれば、問題なく使えます。
スマホにSIMカード挿して通話とかネットとか出来るように設定して終わり。(設定の仕方がどーとか言い出すとさすがにキリないのでここでは省く)
SIMフリースマホってのはどっか家電屋とかamazonとかで買った!みたいなスマホが大体そうです。
Softbankやauのようなキャリアとの契約をせずに、とりあえずスマホだけ買ったった!みたいなね
問題はソレ以外のスマホ。つまり現在Softbankなりauなりと契約している、もしくは契約していたれっきとしたキャリアスマホ。
これには他のSIMカードが使えないようにSIMロックがかかっている場合があります。ていうか大体かかってると思います。
なんでそんな嫌がらせみたいな機能ついてるのかっていうとまあ簡単に他キャリアのカード挿して使われちゃうと儲けが少なくなるから・・・・
でしょうな。ビジネスビジネス。
例えばiPhoneひとつにしても見た目も中身も同じですがキャリアスマホかSIMフリースマホかで手間が全然違ってきます。
そして、キャリアスマホを格安SIM挿して使えるようにするにはSIMロック解除をしないといけません。
これが今回の最重要ポイントであります
で、そのSIMロック解除ですがどうやるのっていうと
基本的にはSoftbankとかauとか買ったショップに行って解除してもらうか、ネットでマイページとか管理画面とかから解除するかになります。
前者のショップでやってもらう場合は3,000円ほど解除手数料取られるとかなんとか。ちゃっかりしてますね
なるべく自分で管理画面からやりましょう。
そして面倒なポイントはもうひとつ
どんな機種でも解除できるというわけではないという点。
例としてSoftbankの場合なら対応機種はこんな感じ
よりにもよって僕の持ってたiPhone6Plusはギリギリ対象外。
超ウルトラ嫌がらせ。
「6」シリーズの後に出た「6s」シリーズは対象。一足違いで大違い。
これによりSIMカードのみの契約という選択肢は無くなり、機種変更を余儀なくされる事に。
使ってた6Plusがそのまま使えてたら万々歳だったんですけどね
なので現在、6sシリーズ以降をお使いの方は対象なのでSIMカードだけ契約してスマホはそのまま、という選択肢を考えて良いかも
今Softbankやauやけど現在2年縛りの最中やでって方は縛りが終わってからの乗り換えを推奨します
違約金とかなんやら面倒な事になっちゃうからね
Softbankの場合は2年縛り終了後2ヶ月間が更新期間です。その間に乗り換えしちゃいましょう。
多分auやdocomoも似たような感じでしょうな
はい、えー
ちなみにですが、SIMロック解除対象外の機種でも自分で裏技使って解除する方法とかも無いわけではないです
(そういう裏技キットも売ってるとかなんとか・・)
ぶっちゃけ、カギを無理やり開けるピッキングみたいなもんなので、
あくまで非公式な方法。ボクは推奨しません
失敗した時にぶっ壊れちゃうかもしれないっすからね
チキン野郎のボクにはとても無理です。
ちゃんと正規の手続きをして穏便にやりましょう
で、そういったSIMロックやらなんやら無く、どこでも自由に契約できるのがさっき言ったSIMフリースマホね
言われてみればそのまんまやんって名前ですな
MVNOのメインで販売してる機種に満足出来ない方は、あらかじめ目当てのSIMフリースマホを買っておくのです。
人気なのはiPhone7はもちろんですが、アンドロイド派ならコストパフォーマンス最強と言われるHUAWEI(ファーウェイ)P10ライト、ZenFoneなどがあります。
自分に合った機種を見つけましょう。
はい、えー
話すべきことはまだあります。
もうぼちぼちアタマがパンクしそうですね
あとちょっと頑張りましょう
いわゆる親会社から子会社への天下りについて
ボクが勝手にそう呼んでるだけだけど
MVNOというのはSoftbank、au、docomoといったキャリア組の回線をちょこっと間借りして、安く回線を提供してる会社です。
Softbankの子はワイモバイル、auの子はUQモバイル、docomoの子は楽天モバイルとかその他。
というように親子の関係がございます。
この親子の関係で乗り換えする場合、SIMロック解除が不要な場合があります。
例として「auからUQモバイルに乗り換えよっかな!でも今のスマホそのまま使いてえな!でもSIMロック解除とかめんどくせえな!」
って場合、基本的にはSIMロック解除は必要ありません。
分かりやすく表にしましょうか
親 |
子 |
SIMロック解除 |
au |
UQモバイル mineoのauプラン等 |
だいたい不要 (例外あり) |
docomo |
楽天モバイル mineoのdocomoプラン イオンモバイル freetel LINEモバイル DMMモバイル OCNモバイルONE ほか山ほどの会社 |
だいたい不要 |
Softbank |
Y!mobile |
SIMロック解除が必要 |
docomoすげえ子だくさん!
そしてSoftbankめっちゃ不親切!
って感じですかね
ていうか
散々ワイモバイルの話しといてSoftbankのスマホそのまま使えねーのかよ!
って思われるでしょうが、一応理由があります。
実はワイモバイル、そもそもMVNOじゃ無いんです。
3大キャリア(Softbank,au,docomo)は自分の通信設備を持ってるのに対し、MVNO(格安スマホ会社)は自分では通信設備を持っていません
さっきもちょっと触れましたがキャリア組から通信設備を間借りして商売しているのですな。
でもってワイモバイルはSoftbankの設備も借りてはますが自前でも通信設備を持ってます。
つまり一応キャリア組。(正しくはMNOといいます)
自前の通信設備なので回数無制限の10分話し放題とか出来るし、
キャリアなので実店舗とかもたくさんあります。
よーするにキャリアとMVNOのいいとこ取りしたのがワイモバってことになるんかな?
てことはキャリア組はSoftbank、au、docomo、Y!mobile←NEW!ということになるのか
さっきからプッシュしてますが別にワイモバの回し者じゃないっすよ。UQモバイルとかmineoとか他の各MVNOも長所たくさんあります。
各MVNOの違いは次回話しますのでそれで自分に合うMVNOを決めていきましょう。
はい。
と、まあ長くなりましたがSIMカードやSIMフリースマホについてはこんな感じですかね
なんとなく分かりましたですかな
えっまだピンとこない?
簡単に言うとですね
SIMカードってのはスマホを使うための小さいカードやで!
SIMフリースマホってのはどの会社のSIMカードでも使えるスマホやで!
キャリアスマホってのはカギかかってて特定の会社のSIMカードしか使えないスマホやで!
SIMロック解除ってのはそのカギを開けてSIMフリースマホにしてしまおうって事やで!
こんだけ覚えとけばダイジョーブ。
でわでわまた次回。