キジの生態について
 
分類(日本の国鳥) キジ目キジ科
全長(翼開長) オス 80 cm
メス 60 cm

オス 顔の赤い肉垂れと長い尾が特徴。体は黒く見えるが、日が当たると首から胸の金属光沢が緑や紫に輝く。
メス 全身薄茶に黒褐色の斑点があり、目立たない。
習性 キジは数羽のメスが複数のオスのなわばりを次々に廻り、オスはそれらのメスに対してディスプレイを行い、メスは気に入ったオスと交尾するという乱婚性をとっている。
歩く方が得意であまり飛ばないが、外敵から逃れるときなどには丸味を帯びた翼で垂直に飛び上がり、滑空する姿が見られる。
生態 北海道を除く日本各地に生息する日本固有の鳥で、1947年に日本鳥学会の推せんによって国鳥制定されています。
生息場所は平地から低山帯にかけての草原・川原・農耕地・明るい林などで、巣は地上に作ります。
3月頃から、オスはケッケーンと言う鳴き声の後にドドドドッと羽を打ち付けて音を出す「ほろ打ち」と呼ばれる動作を繰り返し自身の存在を遠くのメス達にアピールする。
この [ ほろうち ] は早朝から 13:00 頃までは数分から数十分の間隔で続けられるが
さすがに 15:00 を過ぎると回数は少なくなるが夕方頃まで聞く事ができる。
またこの鳴き声は繁殖期に聞かれるもので他の季節には異なる鳴き声に変わる。
縄張り争いにはケヅメを使って蹴り合う。
メスは単独か2〜4羽で採餌しながら、複数のオスの縄張りを訪問する。
非:繁殖期にはオスどうし、メスどうしの群れで生活することが多い。
採餌 地上にある植物の芽・葉・種子や、動物では昆虫、クモ類、多足類、軟体動物、ときにはヘビなどを食べる。
また、地中の根、球根、昆虫などを、つめで地面をかいて食べることもある。
繁殖 4〜7月頃にかけて繁殖する。
草原、低木林、農耕地周辺の草むらの中に巣を作る。卵数は6〜12個。
メスが抱卵し、23〜25日で孵化する。
外敵が多く無事に成長出来るのは2〜3羽と言われています。
7ヶ月から8ヶ月で、成鳥になり秋に巣立ちをします。
寿命 10年ぐらいは生きます。それ以上はいろいろな説がある。
うんちく まぶた(瞬膜)は人間のように"上下"に閉じるのではなく、"左右"に閉じる。


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