ニキシー管(英語では、Nixie−tube)は、ネオンガスを充填したガラス管の中に 数字の形をした電極が入っており、電圧を加えるとその電極がネオン放電により 発光する表示素子です。 しかし、150〜200V程度の高電圧が必要なことや、LED(発光ダイオード)と比較して 原理上、小さくできない、寿命が短いことなどから、現在ではLEDやLCD(液晶表示器) がもてはやされています。 ニキシー管は使用時間が延びるほど、だんだんと暗くなり寿命がくると低い電圧では 発光しなくなります、しかし電圧を上げればまた発光しますがあまり持たないでしょう。 近年、アナログ的な感覚と、ネオンの光の暖かさで、静かなニキシー管ブームが 起こっています。しかし、残念なことに、もうニキシー管は製造されておらず、 どこかに眠っているものだけになりました。 (日本では、1980年代、比較的長く製造していたロシアでさえも、1990年代には 製造中止になったようです。) |
今回はその貴重なニキシー管を入手しましたので、時計を 作成したいと思います。 |