活動風景

グループ未知 (就労継続支援B型事業)
軽作業の様子
軽作業・楽流カップ折畳作業
軽作業の様子
ヒートアイランド抑止屋上緑化苔パレット成形

クリエイティブハウス未知 (就労継続支援B型事業)
軽作業の様子
軽作業・フルーツキャップ折畳作業
お菓子作り
パン・クッキー等焼菓子づくり

地域活動支援センター
レクレーションの様子
すいか割り大会
未知まつり講演の様子
未知祭り 学び合いをともに
 

令和4年 未知祭り~学び合いをともに~「開催のご挨拶にかえて」より抜粋

未知祭り 開催にあたり

特定非営利活動法人未知
理事長 名和良吉

 当法人は、平成19年4月に特定非営利活動法人の事業形態にて就労継続支援B型事業及び地域活動支援センターの目的をもって開設がなされた事は多くの方が知るところであります。しかし其の一方で、昭和62年に現法人の起点となった会社が既に存在していた事を知る方は、35年の時の経過もあり極一部の社員(特定非営利活動法人・会員様)の方と旧職員のみとなってしまいました。

「山形には障害者を雇用してくれる会社が少なすぎる・・。」と 日頃から障害者の社会参加が進まないことを憂いていた 石澤貞子氏 (ひなぎくアルファー・創設者)

「重度障害者であっても、通勤できる方であれば必ず雇用を約束する会社をつくりたい。短時間・週1日の就労時間にならざるを得ない重度の方にあっても受け入れられる会社をつくりたい。名和君、下請け作業品でよいから何か仕事を探してくれないか・・。」と 強い思いを小生に伝えてきた 杉浦文明氏 (特定非営利活動法人未知・初代理事長)

「石澤さん、杉浦さん、手間賃稼ぎや内職程度の仕事であれば探しようもあるが、就労時間を個々の都合に合わせて仕事を進めるやり方では、製品の品質・作業の安全管理・生産の迅速性・納期限の確保等に極めて無理が生じる。ましてや、其れらの仕事をいくら掻き集めても会社の経営は成り立ちようがない・・。」と 福祉的就労の意義を正しく理解せず、にべもない言葉で応答した小生 名和良吉 (特定非営利活動法人未知・4代目理事長)

 全ては、石澤貞子氏と杉浦文明氏と小生のこの会話から始まったのであります。面倒な話に巻き込まれたくないという本心を見透かされないように、さもあらんような理屈を小生は恥じらいもなく並べ立て、其の場を逃れたのであります。其の一方で、身を賭す覚悟の両氏の一途さが小生の脳裏から離れず、恥ずべき行為を断ち切るように、両氏の求めに沿うような仕事を持つ企業を何時の間にか訪ね歩いていたのであります。勤務先の職務を放り投げつつ半年程の時間をかけ、カーテン縫製・菓子箱折り込み・葬儀用の献花品製作・IC基盤の組立等の仕事を取込む事に成功し、些少ではあったが運営資金のカンパ要請にも応え、小生の役割は全て終えたものと安堵していた。ところが、暫くの時をおいて杉浦文明氏から「当初の予定に沿って本事業所を商業法人(会社)としたい。ついては、貴君に代表取締役を担って貰いたいのだが・・。」と伝えてきたのである。

幾度かにわたりお断りしたものの仕事を発注してくれた知人からも「弊社はクライアントへの責任上、個人事業主に下請けを出す事を殆ど行なってこなかった。貴君を信頼し今回に限って外注したが、納期や品質等に不安な面が多々ある。継続的に仕事を希望するのであれば品質管理手順をしっかり示せる組織(法人)と従業者教育をもって今後の取引に望んで欲しい・・。」と通告をされていた経緯もあった事から、安易にも代表権(杉浦文明氏を含め就業者に複数の車椅子生活者がいた事から法人名称を有限会社・大輪としている)を担う事に同意してしまったのである。しかし、所詮サラリーマンの傍らの身、勤務先の僅かな時間を割いて下請け先への発注依頼、月次の損益確認、行政主管課との調整等の職務を担うのが精一杯の名ばかりの代表取締役で、要の業務は杉浦文明氏と石澤貞子氏に頼らざるを得ない運営実態であった。また、想定にたがわず事業収支は年を重ねても好転せず、役員報酬はゼロ、作業品の取り込み経費は全て手弁当、赤字年度の損失は、おおかたを杉浦文明氏が補填、若干のカンパを小生が行い会社の存続を維持するという常態化の経営が、平成19年の特定非営利活動法人に移行するまで続いたのであります。其れらの苦労がありつつも、事業の立ち上げに精力を傾けた昭和62年は、精神保健法の成立(精神障害者の人権擁護、精神障害者の社会復帰の促進、任意入院制度の創設、書面告知制度、精神医療審査会の創設、精神保健指定医の制定)・障害者の雇用を促進する法律の改定(障害者雇用の促進)が相次ぐかたちで布告され、障害を有する方々の生活課題(就労・行政サービス活用等の課題)(地域生活に関る人権課題等)に多くの時間を割いてきた両氏にとっては、障害者の社会参加促進を願い立ち上げた会社(有限会社・大輪)の設立とも重なり、運動の未来を語り合う両氏と縫製やIC基盤のバリ取りに励む当事者の嬉々とした姿が、35年の時を経た今も小生の記憶に深く刻まれている。

 「私は、作業効率があがらない事を理由にして、働く機会を閉ざしたり排除したりする競争を前提とした会社経営を行なうつもりは一切ない。当事者の主体性を最優先とした経営、社会との関係を取り結ぶのに必要な力を育む会社経営を目指したい考えでいる・・。」

 当事業所の前身となった有限会社・大輪の経営会議時に杉浦文明氏から発せられた言葉である。平成30年以降、就労継続支援B型事業所の運営費用は「前年度月額平均工賃にもとづく段階評価の報酬基準」によって賄われるかたちがとられている。就労継続支援B型事業所を利用する精神障害者の多くの方は、通所や就労時間、就労の取り組み等に様々な課題を抱え、通所を行なっている。其の意味では障害の個別性に応じた人の支えや時間的配慮等が最も大切な支援とすべきである。しかしながら、現行の報酬規定は、生産性のない人間は価値が無いとする成果主義、優性思想が其の根底となっていると断じざるを得ない・・。管理者兼任の4代目理事長に着任してから既に5年の月日が経つ、石澤貞子氏・杉浦文明氏の崇高な理念に近づくための学びをどのように進めるべきか、迷いは続いている・・。


 
未知祭り プログラム
 

研修会Ⅰ 障害者福祉制度の理解を深めよう』

期日  令和4年10月28日(金)
時間  午後1:30~3:00分
場所  グループ未知作業室 (山形市鳥居ヶ丘15番3号)


研修会Ⅱ 『成年後見制度の理解を深めよう』

担当講師 斎藤一男 (当法人・理事) (権利擁護センターぱあとなあ山形・登録者)

期日 令和4年11月18日(金)
時間 午後1:30~3:00分
場所 グループ未知作業室 (山形市鳥居ヶ丘15番3号)


研修会Ⅲ 『大人の発達障害を理解する』

担当講師 阿部正孝 先生

期日  令和4年11月26日(土)
時間  午前10:30~12:00分
場所  山形市福祉センター 交流ホール (山形市城西町2-2-22)

講演骨子

 人と人のつながりやそれを支える地域の力が急速に失われていることが目に付く。人が自分の気持ちを出せずに、結果として孤独になりやすい社会になってきている。同時に些細な出来事で家族も壊れやすくなっている。

 自分の気持ちを出せない一つの理由に、コミ二ュケーションをとるのに苦労している姿がある。その場に適した働きや話しが解っているけどスムースにできずに孤立し困ってしまうようだ。結果としてますます緊張感が沸き起こる。

 これまでは緊張が強く生活のしづらさを感じる人、場に適した行動が出来ない、適した話が出来ない人、そして通常の集団に馴染めないことを理由に、多くの人が「疾病」ととらえられ、医療機関に頼ることが多かった。しかし、「疾病」とすべてを解釈するのではなく、コミ二ュケーションや社会のもろさだけに支援するとなるとかなり日常生活も回復できる人も見られる。疾病ととらえるより、生活の障害ととらえ、新しい視点で彼らを見守られないだろうか。

阿部正孝


講演後に記念撮影
右 元東北福祉大学 教授 阿部正孝 講師
左 特定非営利活動法人未知 理事長 名和良吉 


 

研修会Ⅳ 『私たちのくらしを支える議会活動を知ろう』

担当 名和良吉

期日 令和4年12月2日(金)
時間 午後1:30~3:00分
場所 山形市 市議会定例会 本会議 傍聴席 (山形市旅篭町2-3-25)


研修会Ⅴ(打上) 『ぎぼうし落語の会』                 

演者 寒河江市落語ボランティア 噺家 粋亭百彩 師匠 他

 出前寄席を主な活動とし、寒河江市内外の町内会・公民館・サロン会・老人クラブ等の催しに精力的に出演を行なっております。「ぎぼうし落語の会」の名称は、寒河江市のに制定されている擬宝珠(神社や寺院の装飾に使われている)くわえて(人間の行なうべき道筋)と奉仕(献身的に社会に尽くす事)を由来としております。

期日 令和4年12月9日(金)
時間 午前10:30~午後1:30分
場所 上山市狸森 レストラン Hutte 焚き火  (上山市狸森 国道348 白鷹街道沿い)