| 17.1.2 |
国立競技場 |
天候 晴れ |
| 大学選手権準決勝 |
法大VS関東学院大(20-23) |
REF 桜岡さん |
法政は、関東のリーグ戦での連勝記録を止めて優勝した。関東は、そのリベンジと、8年連続の選手権決勝進出をかけての戦いになった。
関東は、大幅なポジションのコンバートをして、この戦いに挑んできた。キック力のあるSOをFB、人に強いFBをCTB、前に出てラインを押し上げるのがうまい控えのSOの選手をレギュラーポジションして、選手の気持ちを一転させてきた。また、選手権準々決勝の帝京戦では、ゲームを完全にコントロールし、堅いディフェンスで1トライに抑え安定感を増して勝ち上がってきた。
関東は前半最初からFWがボールに激しく絡み、相手にプレッシャーをかける。その後、相手SOのグラバーキックをFBがカウンター攻撃を仕掛け、オープンサイドのWTBを走らせる大きいキックからトライが生まれる。また、リーグ戦でモール攻撃でやられたため、徹底的にラインアウトを研究し、度々相手ボールを奪った。
この試合に勝った関東、負けた法政との違いは、勝つことへの執念の差であると思う。関東は必死だった。とにかく勝つためにがむしゃらであった。指揮官の言動でもそれが伺えた。レフリーの批判の言葉もあった。全て勝つことへの執念である。それが関東が法政より上回っていたと思う。法政は受けてしまった。リーグ戦で勝てたことで、チャレンジャーという気持ちになれなかったのかもしれない。ラグビーでは、受けてしまったら、負けてしまう。「常に前にでる」「攻めの気持ち」そういうことが大切なのではないかと思う。
レフリーについて
リーグ戦でもあったスクラムからのSHのオブストラクションをしっかり反則としてとっていた。きっとチームの分析をしっかりしているのだと思う。レフリーにとってチームを分析するのも大切なことだと思う。
最後に、レフリー批判について一言。チームの利害のためにレフリーを批判するべきでないと思う。また、指導者は生徒達の前でやるべきではないと思う。子供は親の姿を見て育つ。指導者がレフリーの批判をすれば、生徒も同じことをするだろう。勝てばいいだけだろうか。勝つことも大切だが、礼儀やマナーを教えるのが学校であり、社会のマナーであると思う。
昨年関東は4年生が充実し、圧倒的な強さで選手権を優勝した。そんな中、トライを取った選手のパフォーマンスも目立っていた。これは誰に迷惑をかけるわけではないが、ラグビーはサッカーと異なり、他のメンバーへの感謝の気持ち、相手への影響を考えトライ後にパフォーマンスをすることはあまりない。それがまかり通ることはいいことなのだろうか。教育機関である大学で、そういうことがあっていいのだろうか。ラグビーの精神である「ONE FOR ALL ALL FOR ONE」そしてレフリーへの敬意の気持ちを大切にしてもらいたい。