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■「上州の左甚五郎」と称された彫物師、関口
文治郎。享保十六年、勢多郡田沢村沢入に生ま
れる。宝暦二年、妻沼聖天宮、本殿の完成時に
石原吟八郎の仕手として参加。後独立し、上田
沢村で彫物師集団を創設。文治郎を棟梁とする
この集団は、近隣にすばらしい作品を遺してい
る。文化三年、榛名神社の完成を最後に、翌四
年、七月十七日、七七歳で生涯を閉じる。
■この集団の作品として以下の物が上げられる。
秩父三峰神社・伊那の熱田神社、群馬県内では、
榛名神社・桐生天満宮・栗生神社・秋葉神社・
涌丸医光寺・太郎神社・山名八幡宮・赤城若
御子神社・岩井堂観音・金剛寺・不動寺等。
◇関口文治郎有信、1731年、現・群馬県勢多郡
黒保根村上田沢に生まれる。
1807年没、生地の沢入観音、境内にある関口
一族の墓地に眠る。「関誉有信居士」
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