■ 戦国時代、織田信長は天下統一の拠点とするため稲葉山城(岐阜城)攻略をもくろみました。
信長は稲葉山を包囲しましたが、城の北は絶壁で長良川が流れ、また東・西・南の三方も陣は堅固で難航不落でした。

家臣の木下藤吉郎は川の向こうから城を眺め、城の背後に続く連山(日野西山)より峰伝いに進行し攻略することを考え奇襲攻撃し開城させたと言い伝えられています。
  西山の 不動の洞をよじ登り 旗なびかせて 城攻略す
と言う歌が寺伝にあります。
藤吉郎の功名となりましたが、その時登山口となったこの寺は焼き払われてしまいました。

■ 金華山は手軽にハイキングが楽しめる山として好まれ多くの人が山頂を目指します。
数多くある登山道の全てを制覇する人もあり四季折々の景観が楽しめ、そのコースの一つに不動閣の奥の院から東回峰道(ひがしかいほうどう)→西山尾根道→岐阜城(約3km・1時間15分)へと続くコースがあります。

 スライドショー(不動閣→岐阜城)   パノラマ(東回峰道見晴台)
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