ヨメヒメジ Upeneus tragula   Richardson 硬骨魚綱 スズキ目 ヒメジ科

2007年3月20日、高知県で採集
(投げ釣り)

幼魚。
高知柏島で2007年8月に採集。
分布 南日本、インド・太平洋。
概要 他のヒメジ科の魚と同様、下顎に1対のひげがある。体側及び尾鰭に縞模様がある。興奮すると体色に赤色斑紋が現れ、別の魚のようになる。砂底に多く生息。下顎のひげで砂をさするようにして餌を探す。餌は砂の中に潜む甲殻類や多毛類で、成魚では魚類も食べる。
採集 個体数はあまり多くなく、狙って採集できる魚とは言い難い。幼魚は高知県で7〜9月にかけて多く見られる。成魚は釣りで採集できる。砂底にいるものを2本の網で追い詰めれば採集可能。
飼育 砂は細かいパウダー状のものが適している。高水温が続くと調子を落としやすいのでクーラーが欲しい。意外と神経質なもので、他の魚との混泳にはあまり向いていない。ナチュラルシステムでの飼育には不向き。
食味 食用魚。塩焼き、唐揚げなどに向く。
注意 特になし。
文献 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京.
WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm
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