トウヨシノボリ Rhinogobius sp.OR
スズキ目ハゼ科

分布:琉球列島を除く日本各地、朝鮮半島。

ヨシノボリの仲間は日本中の河川に生息する、ハゼ科の魚です。このタイプはOR(橙色型)で、尾鰭基部に橙色の模様があるのですが、この個体にはそれが現れていません。非常に美しい色彩の魚で、観賞魚として人気があります。

採集のポイント:河川の中〜下流に生息します。中流に多く、岩の多い場所で岩に張り付いていることが多いので、岩をどかして採集する、あるいは釣りなどで採集することができます。

飼育のポイント:飼育は容易ですが、古い水だとカビ等に感染する可能性が高いので、こまめな水換えが必要です。雑食性で、動物・植物質両方の餌をバランスよく与えます。

トウヨシノボリの雄の個体です。この写真では鮮やかな色が現せませんでした。2006年8月に福岡県の博多湾流入河川で撮影。

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トウヨシノボリの雌です。雌の色彩は雄に比べて目立たず、保護色になっています。上の個体と同様の場所で撮影。

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これもトウヨシノボリと思われます。トウヨシノボリは採集場所などにより色彩や模様の変異が見られます。上2個体と同じ場所で撮影。

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