テングヨウジ Microphis (Oostethus) brachyurus brachyurus (Bleeker) 硬骨魚綱 トゲウオ目 ヨウジウオ科
2008年6月27日、高知県で採集。 | |
2008年6月27日、高知県で採集。 |
分布 | 相模湾以南、東インド・太平洋。 |
特徴 | ヨウジウオによく似ているが、ヨウジウオに比べて体は短く、尾鰭の形なども異なっている。尾部は躯幹部よりも短い。体色は茶褐色から黒褐色。 |
生態 | 河川の汽水域から淡水域にかけて生息する普通種です。表層を浮遊していることが多く、見逃しやすい魚です。他のヨウジウオ同様にプランクトン食性です。熱帯域に多いものです。 |
採集 | 前にも述べましたが表層にいることが多く、見逃しやすい魚といえるのですが、防波堤の上から川を見ていると浮かんでいたりする様子が確認できたりします。動きはあまりあまり早くなく、採集は難しくはありません。 |
飼育 | 水槽内でも常に浮遊しています。餌は冷凍コペポーダやプランクトンなどを与えます。他の汽水性魚類との飼育も可能ですが、本種がつつかれてしまう可能性も高いので、同じような食性のカワヨウジなどと飼うとよいでしょう。 |
食味 | 普通は食用にしません。 |
注意 | 特に無し。 |
文献 | 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会 WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm |