タツノオトシゴ Hippocampus coronatus   Temminck and Schlegel


2006年8月8日、福岡県玄界灘で採集。


分布 日本各地沿岸、朝鮮半島。
概要 独特な形状をしていることで有名な魚。体色はさまざま。体側には目立つ棘がないことでよく似たイバラタツと区別できる。ホンダワラなどの海藻がよく生えた場所に多い。幼魚はロープなどについていることもある。動物プランクトンを捕食する魚で、スポイトのような細い口で餌を吸い込むようにして捕食する。生殖も独特で、卵は雄の腹部にある育児嚢に産みつけられる。本種はヨウジウオ科 タツノオトシゴ亜科に属し、タツノオトシゴ亜科魚類は日本産だけでも11種が知られている。
採集 海藻の多い場所に生息するが、漁港などのロープや棄てられた魚網などについていることもある。潮溜まりや藻場などを探すとよいが、藻場ではハオコゼなどに注意する。
飼育 口の形状が独特で配合飼料が食べられない。そのためアルテミアなどを与える必要がある。冷凍プランクトンにはあまり餌付かない。水流はあまり必要がないが、強い水流はよくない。
食味 漢方薬となるがそのための乱獲により、国際的な取引が規制されている。
注意 特になし
文献 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京.
Fishbase http://www.fishbase.org/search.php

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