サザナミヤッコ Pomacanthus semicirculatus   (Cuvier) 硬骨魚綱 スズキ目 キンチャクダイ科

2007年8月29日、高知県で採集。
採集した翌日撮影
上の写真の魚と同一の個体。
9月13日撮影


分布 千葉県以南の南日本、インド・西部太平洋、紅海。
概要 成魚ではオリーブグリーンの地色に、青い斑点がちりばめられる。幼魚は濃い青の地色に白い、弧を描く模様が数本入っている。サンゴ礁域に生息する普通種で、幼魚は黒潮にのり千葉県以南の太平洋岸でも見られる。本種を含むサザナミヤッコ属は世界で13種類が知られている。大型ヤッコの多くが含まれ、観賞魚として流通している。多くがインド・太平洋に生息するが、コルテツエンゼルフィッシュPomacanthus zonipectus は東太平洋に、ネズミヤッコPomacanthus arcuatus 、キホシヤッコPomacanthus paru は大西洋に見られる。本邦にいるものは5種だが、近年誰かが遺棄したのかセダカヤッコPomacanthus maculosus も本邦各地沿岸から確認されている。
採集 潮溜まりや浅い磯でも見られ、幼魚は地形さえ複雑でなければ採集は困難でない。チョウチョウウオや小型ヤッコ(ナメラヤッコ、アブラヤッコなど)と異なり
本種は篭城することをこのむようである。
飼育 チョウチョウウオよりも早い段階から配合飼料になれる。飼育は容易だが、落ち着ける隠れ家があるとなおよい。温和な性格で他の魚との混泳も可能。サンゴは種類により食べてしまうことがあるので、サンゴ水槽への収容には注意が必要。
食味 沖縄では食用になる。
注意 肝臓に毒が蓄積されることがある。内臓は食べないこと。
文献 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京.
WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm

Fishbase http://www.fishbase.org/search.php
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