ニセクロホシフエダイ Lutjanus fulviflamma (Forsskål) 硬骨魚綱 スズキ目 フエダイ科
2007年8月、沖縄県で採集。 | |
成長したら斑紋がはっきりしてきて綺麗になります。 高知県の小河川で2007年10月に採集。 |
分布 | 南日本、東アフリカ〜サモアにいたるインド・太平洋、紅海。 |
概要 | 体側に大きな暗色紋がある。体側には黄色の縦帯が数本入る。よく似たクロホシフエダイではこの縞模様が斜めに入る。本種は成魚でも薄い縞模様がある。岩礁域やサンゴ礁域に見られる普通種で、河川汽水域にもよく出現する。甲殻類や小魚を主に食べる肉食の魚。標準和名の意味は「クロホシフエダイの偽者」。偽なんてちょっとかわいそうな気がするが。 |
採集 | 上の個体は防波堤にくっついていた海藻の中に潜んでいたもの。ロープの結び目などに隠れていることもある。全長5cm以上のものは河川汽水域で釣るのがよい。その場合、他のフエダイ類もよく釣れる。 |
飼育 | 肉食性で配合飼料にもすぐに餌付く。丈夫な魚ではあるが、口に入る小魚や甲殻類との混泳はできない。幼魚の場合同種同士の複数飼育も可。成魚は不明。 |
食味 | 沖縄では食用になる。美味だという。 |
注意 | 特になし。 |
文献 | 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京. WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm Fishbase http://www.fishbase.org/search.php |
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