テングハギ属の1種 Naso sp.


2007年8月29日、高知県柏島で採集。

分布

不明。インド・太平洋域と思われる。

特徴 写真の魚はテングハギかヒメテングハギではないかと思わるが未同定。
生態 サンゴ礁域、岩礁域に生息しています。やはり熱帯域のほうが個体数が多いです。成魚は潮通しのよい場所で群れてプランクトンを捕食します。
採集 写真の個体は深さ1mほどの根で見られ、網で追い込んで簡単に採集できました。もう少し大きなものは7〜9月に防波堤で見られます。テングハギは潜っても確認できますが、そのほかのテングハギ属はまだ確認していません。
飼育 ニザダイ科の多くが藻類を食べますがこの属はプランクトンを主に食べています。そのため餌には冷凍のコペポーダなどを与えていますが極小サイズ・顆粒状の配合飼料も与えればよく食べます。
食味 テングハギは刺身などにして食べると美味しいそうです。
注意 特になし。
文献 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会
WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm
Fishbase http://www.fishbase.org/search.php

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