ナベカ  Omobranchus elegans   (Steindachner) 硬骨魚綱 スズキ目 イソギンポ科


2006年7月26日、福岡県津屋崎の磯で採集。



分布 北海道〜九州、朝鮮半島、中国。
概要 色が鮮やかで、一見熱帯魚に見えるが実際には温帯域に生息する。体側前半部には大きく太い暗色帯がある。体色は黄色で、青い斑点が所々にちりばめられている。サンゴ礁域では見られず、内湾の岩礁域や防波堤、カキ殻の合間などに潜む。卵はオオヘビガイの殻に産み付けられ、親は卵を保護する。
採集 春〜夏にかけてよく見られる。潮溜まりや海藻の合間、カキ殻の中に潜んでいることが多いが、カキ殻場で採集するときは殻で手を切らないように注意しなければならない。また、完全に水から離れているカキの殻にいることもある。
飼育 60cm水槽で終生飼育可能。カキ殻や、サザエなど巻貝の殻を水槽に入れてやると殻の中に隠れたりする様子が観察できる。イソギンポ科魚類の中にはカエルウオなどコケ掃除に約立つものもいるが、本種は小動物を好んで食べるため、あまりコケ掃除にはむかない。高水温には弱く、クーラーが必要になる。
食味 普通食用にはしない。
注意 特になし。
文献 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京.
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