ムギツク  Pungtungia herzi   Herzenstein 硬骨魚綱 コイ目 コイ科


2007年1月10日、筑後川水系で採集。

分布 西日本の河川(四国の一部と九州南部を除く)、朝鮮半島。
概要 細い体つきの魚で、体にある黒色縦帯が特徴。体は茶色っぽく、鰭に仄かな赤味があり、美しい魚である。河川中流〜下流に生息する普通種で、昆虫類や小動物、付着藻類を食べる雑食魚。オヤニラミやドンコなど卵を保護する習性を有する魚に托卵するという奇妙な生態も報告されている。
採集 ぼさ蹴りによる手網採集で容易に採集可能。フナ等の外道として稀につれることがある。幼魚は九州北部で6〜8月に多く採集される。
飼育 飼育は容易。60cm水槽で終生飼育可能。水草水槽にもよい。ほかの多くの種類の魚と組み合わせられる。餌は配合飼料のほか、野菜類などバランスよく与えたい。
食味 食用になるが味はまだ確認していない。
注意 特になし
文献 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京.
Fishbase http://www.fishbase.org/search.php
WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm
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