クロハギ Acanthurus xanthopterus   Valenciennes


2007年8月29日、高知県で採集。

分布:南日本、インド・太平洋の温帯〜熱帯海域。

クロハギはその名の通りの黒い体色、そして尾部の白色という二色に分かれています。しかし背鰭、臀鰭が黄色で、よく見たら綺麗な魚です。成魚は青っぽい色彩で、派手になります。本種は南日本でも太平洋側ではよく採集されています。

採集のポイント:ニザダイの仲間は動きがすばしっこく、採集には難儀する場合がありますが、砂底にある小さな根に住んでいるような場合は、結構楽に採集できる場合もあります。また、潮溜まりにも入ります。

飼育のポイント:飼育は難しくはないですが、飼育当初は白点病に罹る場合がありますので注意が必要です。餌は植物質のものも与えることが重要で、与えないと痩せや、色あせの症状が出やすいです。

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