コスジイシモチ Apogon endekataenia   Bleeker 硬骨魚綱 スズキ目 テンジクダイ科


2006年5月、愛媛県宇和島市で採集。


分布 東京湾〜沖縄県慶良間(けらま)諸島〜インドネシア、サモアに至る西部太平洋。
概要 オオスジイシモチによく似ているが、体側の縦帯が7本あることで5本のオオスジイシモチと区別可能。キンセンイシモチとは尾柄部の暗色紋の有無で区別できる。岩礁域のやや深い場所に生息するというが、浅い岩礁域でも採集される。肉食性で甲殻類や小魚などを捕食する。
採集 成魚は釣りで採集可能。幼魚はどのくらいの水深に見られるのかは不明で、採集経験はない。
飼育 飼育は特に難しくない。ただし水質悪化に弱く、鰭が溶けたりボロボロになって死ぬケースがある。輸送にも注意が必要。混泳は特に問題がなく、多くの魚と組み合わせられる。またサンゴ水槽にもよい。
食味 塩焼き・唐揚げなどにして食べられる。肉質は悪くない。
注意 特になし。
文献 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京.
WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm

Fishbase http://www.fishbase.org/search.php
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