ハマフエフキ Lethrinus nebulosus (Forsskål) 硬骨魚綱 スズキ目 フエフキダイ科
2006年2月11日、高知県で同行者が釣ったもの。
分布 | 南日本、インド・西部太平洋、紅海。 |
概要 | 体色は褐色。吻や頬部に青い斜帯があることなどが特徴。フエフキダイの仲間は熱帯性のものが多いが、本種は千葉県以南の太平洋沿岸で普通に見られる種である。サンゴ礁域や砂底に生息する普通種。肉食性で小魚、甲殻類、軟体動物などを捕食する。人気のある釣りの対象魚。高知県では「クチビ」、沖縄では「タマン」と呼ばれる。 |
採集 | 幼魚は日本海側でも見られるが、やはり太平洋岸に多い。幼魚・成魚ともに手網で掬うよりも釣りで採集するのに向く。沖縄では主に全長による採捕制限もあるので注意。 |
飼育 | ハマフエフキは90cmにもなる大型種で、水槽飼育でも120cm以上の水槽が必要になる。餌はよく食べる。 |
食味 | 肉質は白身で、ほのかな甘みもあり非常に美味。刺身、鍋物などに向く。 |
注意 | 特になし。 |
文献 | 中坊徹次編、2000 日本産魚類検索 第二版. 東海大学出版会、東京. WEB魚図鑑 http://fishing-forum.org/zukan/index.htm Fishbase http://www.fishbase.org/search.php |
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