まちの経済創造委員会基本方針
まちの経済創造委員会委員長
碓井 伸典

 私は岩見沢がとても住みやすい「まち」だと心から思います。商業施設が充実し、インフラが整備されており、大都市との交通アクセスも便利なところです。緑が多く農業も盛んで都市機能も充実した田園都市だと思います。しかし、まちの経済構造は中央依存の行政を頼りに、過保護な政策によって、住民の意識もどこか任せっきりのように思います。国に支えられてきた財政に陰りが見える中、すがることなく勇気を持って自らの意識を奮い立たせていかなければ、このまちの経済は衰退してしまいます。

 当委員会では、市民一人ひとりがこのまちの経済に対する意識を持つことが大切であると考えます。そのためには、観光資源や大都市に近いという地理的優位性、屈指の農業耕作地をはじめとする優れた資源などにもっと目を向け、自らもっている資源をもう一度見つめ直す必要があります。決して人任せではなく自治の意識を持ち、積極的なつながりを通じて、住民や企業が切磋琢磨し、活発に自分達のつくるモノやサービスを力強く売り込み、また消費する意識を高めることが重要です。それがこの地域独自の循環する「岩見沢経済」を創造する原動力になります。具体的にはコミュニケーションを軸とした「情報のつながり」、売り込む活動によって生じる「物のつながり」、まちの旬や味の旬を拡げる「時間のつながり」、これらが結びつくことによって、まちの経済への関心が高まり、大きな可能性へと発展します。

 日本の景気が回復してきたといわれる中で、成長している企業や地域は、人任せではなく常に高い意識をもって突き進んでいます。私たちもその牽引役となって、「つながり」を通じて住民や企業の意識を高め、まち全体の意識を底上げすることで、この地域のポテンシャルがさらに高まり、人や物の活発な動きによって経済の潤い、そして成長へと導く活路を見出されると確信します。

 日本の経済が激変するこの時代、決してこのまちの存在が埋もれぬよう、岩見沢人としての誇りを持って、積極的に効果的に魅力を発信し、売り込むことで、いつしかそこから誰もが認める   「岩見沢ブランド」が創造され、この地域から拡がる豊かな経済社会へと発展することを目指して。