旭川個人タクシー「旅人の心をわかる会」
「峠物語(2)」
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北海道の歴史
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旭川の歴史
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アイヌの歴史
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屯田兵制度
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峠物語(1)
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峠物語(2)
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囚人労働
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北海道の岬
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北海道の名岳
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北海道の湖
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和名地名
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小作人争議
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大正泥流
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樹木(1)
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樹木(2)
 
北海道に数ある峠。峠の名の由来や歴史を2編に分かて紹介。
川汲峠
稲穂峠(国道5号)
 
札幌と函館を結ぶ国道5号にかつて交通の難所「稲
穂峠」があります。アイヌ民族がこの峠を越えると
き、いつも天候が急変したことから峠の神に、「イ
ナウ」を捧げて道中の安全を祈願したのが峠の名の
由来と言われています。
この道路の開削の始まりは、文化3年(1806)
幕府直轄時代、北方警備と行政に関する問題により、
視察、調査した幕府目付遠山金四郎らの道路開削の
必要性を復命したことに始まります。現在の道路は、
昭和37年に完成しそれまでの九十九折りの難道は
なくなりなした。
 
張碓峠(はりうすとうげ)(国道5号)
 
地図にも載ってない幻の峠「張碓峠」は、松本清張の小説「黄色い風土」の中でも描かれている峠
です。峠の名の由来は、アイヌ語の「ハル・ウシ・イ」で「食物の多い所」の意です。
この道路は、通称「軍事道路」と呼ばれた道路が始まりで小樽の発展とともに次第に高速化して、
現在では、札樽道とともに札幌〜小樽を結ぶ重要な道路となっています。
礼文華峠(れぶんげどうげ)(国道37号) 
 
蝦夷地三大難所の一つの礼文華峠は、幕吏遠山金四郎景普が驚嘆した峠でもあります。峠の名の由
来は、アイヌ語の「レブンケップ」で「沖へ流れ出るところ」の意です。
この道路は、幕府が寛政11年幕府直轄支配地としたとき様似山道と黄金道路の前身の猿留山道と
ともに開削された道路です。現在では、礼文華峠と隣りの静狩峠とがトンネルでつながり峠らしく
なくなってしまいました。一般的には、この付近一帯を総称して「静狩峠」と呼んでいます。
中山峠(国道230号)
 
札幌市と喜茂別との境界に位置する中山峠は、北海道特有のエゾマツ・トドマツ・白樺などの原生
林の中を通る峠です。この峠を最初に越えたのは江戸時代の木材商と言われ、明治に入ると東本願
寺の手によって開削された道路でもあります。現在の道路は、昭和44年に完成した道路で、それ
までの道路は、峠を含むわずか8キロメートル区間にカーブが128を数える魔の道路と呼ばれて
いました。
濃昼峠(ごきびるとうげ)(国道231号)
 
ニシン漁で賑わった日本海沿岸の厚田と浜益との間に点在する番屋への補給路の一部として開かれ
た濃昼峠は、蝦夷地でも難所として知られ多くの通行人が渓谷に転落したり、凍死した山道です。
明治43年には、旭川の第七師団がこの難道に挑んだが険しい山道に通る事が出来ず途中で断念し
ています。現在の道路は、昭和46年に完成し雄冬海岸へ向かう道路として利用されています。
雄冬峠(国道231号)
 
浜益と増毛の境界に位置する雄冬岬は、断崖絶壁で蝦夷地の三嶮岬(茂津多岬・神威岬・雄冬岬)
の一つで昔から海上交通の難所として有名であった事から山道を開削したのが雄冬峠の始まりです。
この峠は、地図にも載っていない峠で本道随一の難所でもありました。現在の道路は、昭和56年
にトンネルが開通して北への交通路として利用されています。
 
 
中山峠(国道227号)
 
松浦武四郎が名付けた渡島国と檜山国の国境に位置する中山峠は、幕府がロシアの南下に備える為
に造られた峠です。この峠は、明治元年に起きた箱館戦争の時、榎本軍が官軍を迎え撃つ為に砲台
を造った五稜台場があった峠でもあります。
雷電峠(国道229号)
 
この一帯は、雄大な自然が創った奇岩・奇石が多く見られる岬で奥地の漁業発達の為に造れれた峠
が雷電峠です。この峠は、明治3年に東本願寺法主現如上人一行が岩内に向けてこの山道を越えて
通行したと言われています。現在の道路は、昭和38年に完成しました。この一帯は、源義経の伝
説や文豪有島武郎の「生れ出づる悩み」などの名場面の一節を刻んでいる場所でもあります。 
オロフレ峠(道道洞爺湖登別線)
 
洞爺湖と登別温泉を結ぶオロフレ峠は、北海道でも有数の景観を誇る峠で付近一帯は、約70種類
に及ぶ高山植物が群生し、周囲には神秘的は天然林が見られます。この道路の誕生は、陳情から始
まり昭和10年に一応の開通を見たが翌年水害で不通になり昭和38年に定期バスが運行、以後こ
の道路が観光道路として訪れる多くの者に美観を見せています。 
川汲峠(道道函館南茅部線)
 
南茅部と函館の境界に位置する川汲峠は、眺めの雄大さから「道南の十国峠」と言われています。
この峠は、明治元年に鷲の木に上陸した榎本軍直属軍の新撰組元副長土方歳三の率いる部隊がこの
峠を越えて五稜郭に入城した峠でもあります。 
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