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ドイツ語の対策
ドイツ語に関しては、少しは出来るかなという自負はありましたが、過去問をやってみてほとんど出来なくて愕然としました。過去問に関しては「通訳案内業過去問解説、(法学書院)」という本が毎年新しく出ており、15 年分ぐらいの過去問と解答がありますので、これらに関しては徹底的にやっておくことがまず大切です。
単語
通訳案内業の試験で、他の試験と比べてきわめて特異な知識を問う問題が必ずあります。それは、日本語の単語の外国語への翻訳ですが、それらの単語が例えば、「枯山水」とか「にぎり寿司」とか「ゴーヤチャンプル」などの文化的なものから、「人質解放」、「集中豪雨」、「平和維持軍」などの時事的なもの、果ては、「靴べら」や「炊飯器」といった日常的な言葉まで、実に多様な単語です。これらは毎年だいたい10 問ぐらい出されますので、結構全体に占める割合も大きく、ここが出来るのと出来ないのではかなりの差がつくと思います。
これに関する勉強としては、まずそうした日本の文化や時事問題などの単語を、日本語で集めることからはじめました。例えば、英語の対策参考書の「英語通訳ガイド試験問題と解説(研究社)」の日英の単語のところの日本語の単語をすべて抜き出しました。また、テレビでニュースを見るときに、これはというような単語は、必ずメモを取るようにしました。家族や友人にも、「何か日本の単語はないか」と常に聞いたりして、全部でだいたい1000
ぐらいの単語を日本語で集めました。もちろんこれは同時進行ですが、集めた単語を今度はインターネットの和独のページなどを利用してドイツ語の訳を見つけ、何種類かの訳がある場合は1
つか2 つに絞って単語帳を作っていきました。最終的にそれらの単語は試験までには覚えました。
これらの単語はもちろん多ければ多いほどいいです。何が出るかは本当に分かりません。とりあえずでも家の中や外で目に入ってくるすべてのモノを全部ドイツ語で言えるかどうか常に意識していました。ちなみに私の場合試験で出た単語は、「液晶テレビ」「ご都合主義」「目玉焼き」「お盆」「人質解放」「手相見」「森林乱伐」「花粉症」「日帰り旅行」「格差」の10
です。
もちろん、「お盆」のようなドイツ語にぴったりできないような単語は文で説明しても良いのですが、例えば「花粉症」などのドイツ語がある単語に関してはやはり対応する単語を知っていなければならないと思います。何問かは、事前に準備した単語と同じだったのですぐに出来ましたが、それでもいくつかは適当にドイツ語でひねり出してしまったものもありました。この問題は、分かる分からないの差が非常に大きいのでどれぐらい自分で準備できたかが大きくものをいうと思います。
熟語
これも毎年必ず出される問題で、年によって動詞と前置詞の熟語だったり、名詞と前置詞の熟語だったりします。ここ数年はそれが交互に出ているような気がします。これに関しても、やはり知っているか知らないかだけですので、事前によく覚えておくしかありません。
私が利用したのは、「Deutsch ueben 07. Schwierige Woerter. Uebungen zu Verben, Nomen und Adjektiven. (Lernmaterialien)」という本の後ろに付いている動詞・前置詞の熟語と名詞・前置詞の一覧の表です。もちろんドイツ語の本ですので、日本語はありません。すべての例文を訳し、これも単語と同じようにパソコンにすべて打ち込んで印刷し、自分に使いやすいようにしました。ただし、この表は非常に詳しく数も多いので、これは結果的にきわめて大変な作業になりました。また、これは試験が終わってから知ったのですが、ドイツ語検定2 級用ぐらいの参考書にも、結構熟語などが載っていますので、まずそちらをすべて覚えるぐらいでも、もしかしたら十分かもしれません。
この問題は、実際はそれほど難しい熟語は問われないので、基本的なものをしっかりと覚えておくことが大切だと思います。
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