検定試験に挑戦しよう(2/3)


検定試験の種類

ドイツ語技能検定試験

これは4級と3級が春と秋の2回、2級と1級は秋の1回で行われる試験です。。独検はいわゆる英検のドイツ語版のようなものと考えればわかりやすいと思います。

対策は、とにかく過去問をやるのが一番だと思います。また、2級以下であれば問題集なども充実していますので、それらをしっかりやっておけばたいていは大丈夫だと思います。重要なことは、一つの問題集に決めて何度も繰り返しやることだと思います。新しい問題集に手を出す場合は、前のものにどんな場合でも9割以上を即答できるようになってからでいいと思います。

4級に合格するには
このレベルは、入門レベルですので基本的な事項さえ押さえておけば、非常に簡単に合格することができると思います。筆記はすべてマークシートタイプになります。

単語や熟語の数は、多いことに越したことはありませんが、1000もあれば十分だと思います。「初心者」のところでも書きましたが、1000という数は決して多いものではありません。1ヶ月も集中すれば必ず覚えられる数です。

まず必要なことは、発音の問題が必ず出されますので、基本的な発音は押さえておく必要があります。また、主語と動詞の変化の関係や、基本的な前置詞の理解所有冠詞の使い方などがはじめの方で問われます。これは、出来ると出来ないでは大きく差がついてしまうので、完璧にしておきたいものです。非常に基本的なことしか問われません。

それから、日常会話風の長文が出されますが、これもドイツ語を落ち着いてしっかりと訳すことが出来ればそれほど難しいものではありません。また、日常的な挨拶の言い方や、感謝の言葉、くしゃみの後のドイツ語特有の言い方なども出たりするので、これは知っているか知らないかだけですので、その辺も気をつけておく必要があります。

ヒアリングは、非常にゆっくりの発音ですので、落ち着いて聞けば分かるものばかりです。対策は参考書などについているCDなどを一週間も集中してやれば必ず出来ると思います。ただし、いくつか単語を書かせる問題がありますので、日頃から正しいスペルで単語を書けるようにしておきたいです。


3級に合格するには
3級ですと、それなりに骨のある問題も出てきます。4級と同じく筆記は基本的にマークシートです。4級と3級の差は意外と大きく、3級と2級の差よりも大きいかもしれません。そうはいってもやはり基本が大切ですので、じっくりと文法の基本を身につけることが大切です。

4級と同じく、発音から始まり、前置詞動詞形容詞冠詞類簡単な熟語などを問う文法の問題が最初に出されます。4級よりは難しいですが、やはり基本的な知識に代わりはありません。この辺の問題は、過去問や問題集で確実に100%とれるようにしておきたいです。

また、3級あたりになりますと、長文をきちんと読む力も少しは必要になります。長文はやはり慣れが大きくものを言いますので、日頃からちょっとした文章を読む癖をつけておくことが必要です。そのときに、何となくではなく、一文一文のつながりをしっかりと把握するようなきちんとした「読み」が大切です。やはり、問題集などでしっかりと準備しておく必要はあると思います。

ヒアリングは、やはり非常にゆっくりで簡単なものです。4級のときと同様、参考書などのCDをしっかりと聞いて準備すれば、確実にとれると思います。ヒアリングに関しては、分からない単語があっても、焦らない落ち着きが必要です。ですから、常日頃からドイツ語に耳を傾けておく習慣をつけておくといいでしょう。ラジオ講座などを毎日聴いていれば、確実に大丈夫だと思います。


2級に合格するには
独検の2級になりますと、一次試験合格者は口頭試験も受けることになります。

まず、一次の筆記試験ですが、2級ともなればさすがに難しい問題が増えてきます。このレベルになると、熟語の問題などは知っているか知らないかで決まる場合もありますから、熟語表現、特に前置詞がらみの熟語をよく覚えておく必要があると思います。このレベルは、熟語表現を多く知ることが非常に大切です。

このレベルに受かるには、それ相応の準備が必要だと思います。対策としては、やはり過去問をきちんと押さえて、どのような問題が出るのかを自分できちんと理解しておくことです。ですから、過去3年分ぐらいの過去問は完全に理解して、あとは対策用の問題集か何かを繰り返しやることが重要です。

聞き取りの試験は、2級の場合もそれほど難しいものではありませんが、それでもドイツ語を聞くことになれていないとお手上げです。様々な教材についているようなCDなどで、ドイツ語に普段から慣れておくことが大切だと思います。

面接は、5分ほどの日常会話のようなものです。これに関しては、どこでどう判断されているのかよく分からないところもあり、結構きちんと話したつもりでも、不合格だったりする場合もあります。これといって、対策もないですが、あがらずに、相手のいっていることをきちんと理解して、それに対してきちんと答えることが基本です。


1級に合格するには
1級ともなれば、それなりにできる人たちでしょうから、ここで何かを書くこと自身不要かもしれません。

冒頭の語法や熟語の問題などは、重箱の隅をつつきまくるような問題ばかりなので細かいことに常に注意しておく必要があります。1級の場合は、とにかく時間が足りなく、考える時間などほとんどありませんので、それだけは注意しておいた方がいいと思います。

聞き取りの試験は、私が受けたときは非常にゆっくりでとても聞きやすかったことを覚えています。あまりにゆっくりすぎて逆にとまどうほどでした。ただ、かなり長い聞き取りになりますので、相当集中して聞く必要があると思います。私はスピードがゆっくりだったので安心した一方で、いつ終わるのか不安になり結構焦った記憶があります。

面接は、はじめに3つのテーマの文章が書かれた紙を手渡され、面接官の前で一定の時間でそれを読んで自分が話したいテーマを決めます。それから、面接官とそのテーマについて話すことになります。それほど困難なものではないですが、適切にこれなら話せるというテーマに決めて、読みながら頭の中で作戦を練るぐらいのことは必要です。

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