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1.検定試験を受ける意味
ここでは、いわゆるドイツ語の検定試験について、若干書いてみたいと思います。ドイツ語の検定試験に関しては、現在では、大きく分けて二つの試験があります。一つはドイツ語検定試験(いわゆる独検と呼ばれるもの。)もう一つは、ゲーテ・インスティテュートにおいて行われるドイツ語の資格試験があります。
それぞれについては、後ろで詳しく書くとして、これらの検定試験を受ける意味は何でしょうか。それについていくつか考えてみたいと思います。
まず、一つには語学の検定試験を受けることで、自分の現在のドイツ語の力というものを、ある程度客観的にはかることができるということです。英語に関しては、中学校の時から様々な試験を受けてきていますから、何となく自分の英語力はわかるにしても、ほかの語学となると、自分がどれぐらいできるのかを理解できる場はそれほど多くありません。例えば、大学での一つ一つの授業は、教える学年や専攻やレベルによって相当な差が生まれてしまいます。多くの場合では、第2外国語は単位をクリアーさえすればよいと考えている学生も多いわけで、十分な内容を学ぶこともなかなか厳しい場合もあります。
そのような中で、ある程度客観的なレベルをはかることは難しく、自分のドイツ語力を客観的に知りたい人は、まず検定試験を受けることを勧めたいと思います。
次に、これらの検定試験は資格試験のようなものでもあるので、ある一定のレベルであれば履歴書などにも堂々と書くことができます。現在の日本の社会は、どんどん資格社会になってきており、様々な資格を持っていることは就職やほかの機会で役に立つでしょう。特に2級以上であれば、実用としてもある程度は使えますので、仮に仕事などでドイツ語が必要になった場合でも十分対応できると思います。
また、検定試験にはお金もかかりますし、ある特定の日時にどこかの大学会場で受けることになりますので、受かるにはそれなりの準備も必要です。語学に限らず、たまにはこのような機会を持つことは、精神的にも適度な緊張もあり、よいものだと思います。たいていの人は、受かろうと思ってやってくるでしょうから、試験を受けてそのような人たちを見て、新たにやる気が起こるようなことがあれば、それだけでも試験を受ける価値はあります。
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