初心者は何をどのように学ぶべきか(2/2)

3.単語力はどれぐらい?

新しい言葉を学ぶときに絶対に必要になるのは若干の単語力です。これは、語学の授業の中では体系的にやることはほとんどできないので、ひとりひとりの努力によるところが大きいところです。

たとえば、教科書に出ている単語を頭から辞書で調べていって、自分で単語帳を作ってみるのも悪くありません。単語帳といっても各自いろいろなスタイルがあると思いますが、わからない単語があったら、辞書を引き、ノートの左側に単語を書き、右側に主な意味を2つ3つ書いておく。そしてその意味も覚える。初めのうちはそれで十分です。とにかく単語は忘れるものです。何度も繰り返して覚えるしか他に方法はありません。とにもかくにも繰り返す。これが実に大切なことです。

少しドイツ語が分かるようになってきたら、単語の意味だけではなくて、できれば例文があれば例文も書き写す。また、単語帳はアルファベット順に並べようとはせず、遭遇した単語をそのまま記入していく。一度引いた単語は必ず辞書に印を付けるようにしておく。わからない単語に出会って、辞書を引いた際に仮にそれが一度引いてあったような場合でも、わからなかったならば、また単語帳に書き込み、意味や例文を書き写す。私の例でいえば、ノートにいろんな単語や表現を書き込んでいって、ある程度たまったら今度はパソコンにそれらをすべて打ち込んでいきました。その際に、再び辞書を引いて例文を増やしたり、文法をチェックしたりもしました。同じことを2度やるわけなので、時間はかかりますが意外と勉強になりました。それをプリントアウトすれば、印刷された単語帳らしきものができあがります。と、こんな感じです。あくまで参考です。

大学の最初歩の授業では、単語数もきわめて少ないので、ある程度自分でも勉強を進めたい人は、できれば何か一冊単語帳を購入することを勧めます。講師の先生に聞けば、何かしらは必ず勧めてくれるはずです。

単語の数ですが初心者のうちは1000も覚えれば十分と思います。多いと思う人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。ちょっと身の回りのものを見渡しただけでもすぐにそれぐらいの数にはなってしまいます。1000の内訳ですが、動詞が50ぐらい。形容詞50ぐらい。冠詞や前置詞、副詞など50ぐらい。そのほかはすべて名詞でいいでしょう。まずは、それぐらいを目安にしてみることです。ドイツ語を相当流暢に話す人でも、たとえば動詞を50自在に使うことなどあまりいないのではないでしょうか。

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