大学での第二外国語(その2)

3.こんなにすごい、第二外国語

そうやって考えてみると、大学での第二外国語ほど便利なところはないといえるかもしれません。ふつうの大学生であれば、授業料を納めていればどの授業を聞いても別にとがめられたりはしないでしょう。大学では英語以外であれば、ふつうはドイツ語・フランス語・中国語あたりが設置されてます。多いところだと加えて、韓国語・イタリア語・スペイン語・ロシア語あたりまであることと思います。そうすると、大学という空間は、英語以外の外国語を勉強しようと思ったら、これほどすごいところはないわけです。

もし、これらの言葉を自分一人で勉強しようと思ったら大変な努力を払わなければなりません。また民間の語学学校へ通ったりするとそれこそ一年で何十万円というお金がかかります。大学であれば、そのような語学がただで教えてもらえるのです。しかも、大学で教えてくれるのは、その道の専門家の教授やネイティブの人たちだったりするんです。やる気さえあれば、単位なんか関係なく、どんなに多くのドイツ語の授業に出てもいいわけです。一歩大学を出てしまえば90分の授業に何千円も払うのと比べれば大きな違いです。

日本語以外の言葉ができるということは、それだけ世界も広がるということです。それは、大学で何を専攻しようと同じことです。たとえば法律を勉強するときに、ドイツ語ができればドイツの法律にまで広げることができるわけです。

このように、大学という空間を巨大な語学学校のように考えてみるのも悪くはありません。大学の4年など、本当に早いものですが、特に何も身につけずに社会に出るよりは、日本語以外の何かの言葉をマスターしておけばいつか必ず役に立ちます。それに、言葉ができるということは大きな自信にもなります。もちろん、言葉ができたからといってそれほど偉いわけではありません。(ここのところを勘違いしている人もたくさんいます。)ただ、できれば、これからの将来への入り口を増やすことができるわけです。これは、別にドイツ語でも何語でもいいわけですが、もし、仮に第二外国語でドイツ語を選んだような場合でも、単位だけを取って無難に切り抜けるよりも、積極的に学んだ方がいずれ何かと役に立つということです。

<1> <2>