形容詞(2/4)

付加語適用法

この場合は若干複雑になります。まず、日本語で表現すると例えば「赤い布」というような場合です。この場合は述語ではなくて、「布」という名詞を説明して前に置かれているので、「付加語的」用法というわけです。

この場合は日本語は非常に楽で、形容詞をほとんど変化させずに名詞の前に置くことができますが、ドイツ語の場合はちょっとした語尾変化があります。つまり、後ろの名詞の格や性などによってその語尾が様々に変化したりするのです。

この語尾変化は一見すると非常に面倒です。ドイツ語を少し知っている人なら形容詞の語尾変化表を教科書や辞書などで必ず一度は見たことがあると思います。ただ、あの表を暗記するとなると非常に面倒で、そんなに簡単にできるものではありません。

そこで、次のように文章で覚えた方が楽だと思います。次の3つのルールを覚えれば形容詞の語尾変化はほぼ100%大丈夫です。

★形容詞が、定冠詞と名詞の間の時は、男性1格、女性・中性1,4格のときはe, それ以外はen

★形容詞が、不定冠詞と名詞の間のときは、男性1格、女性・中性1,4格のときはdieser型の語尾、それ以外はen

★形容詞が、無冠詞の名詞の前にあるときは、dieser型に準ずる。ただし、男性・中性の2格はen

ほんの少しの例外はありますが、これでほぼすべての場合に対応できます。この3つの文を、辞書の後ろにでも書いておくととても便利です。ついでに言いますと、ちょっとした文法のメモや自分がいつも間違う文法事項や、気をつけるべき点などを辞書などに書いておくと、いろんなときに非常に役に立ちます。


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