|
この順序で、どんな文でも関係代名詞を使った文にすることが出来ます。
1)カッコの外と共通する名詞を「関係代名詞」にします。
2)動詞をカッコの中の最後に置きます。
3)カッコをはずして、関係文の部分を前後でコンマで区切ります。
という手順です。
では、ここでできあがった
Das Mädchen, das dort Klavier spielt, ist meine Kusine.
という文を、もう少し考えてみましょう。
「, das dort Klavier spielt, 」という部分がその前のdas Mädchenを説明する関係代名詞を使った表現であるということは理解してもらえたと思います。
このとき、全体を眺めたときに ist の位置に注意してください。この ist という動詞はこの文全体の動詞です。それ故にistは2番目に来る必要がありますが、その前に関係文などが割り込んできてしまってだいぶ後ろに来ているように感じるかもしれません。しかし、それでもistは2番目なのです。一番目の要素のdas Mädchenがあって、単にそれを説明するものとして関係文がありますから、関係文まで含めて一番目の要素といえます。
逆に考えると、2番目の動詞を特定できれば一番目の要素も特定できるということです。複雑な文になると、一番目の要素が非常に複雑だったり長かったりすることがとてもよくあります。極端な場合2行も3行もあったりするのです。そのときに落ち着いて2番目の動詞はどこなのかと全体を見渡すことが必要です。この場合はistが2番目の動詞だと気づく必要があるわけです。そのときのヒントになるのは、コンマの直後に動詞があり、きちんと人称変化している場合です。ある要素が長くなるというのはただだらだらと長くなるのではなくて関係代名詞や従属の副文などが絡み合っていることがほとんどです。ということは、副文は必ず動詞で終わりコンマで区切られるわけですから、コンマの直後に動詞があれば2番目の要素の動詞である可能性が高いと言えます。そしてそれが2番目の動詞であれば、その前の部分はどんなに長くても構造的意味的には一つの要素であるといえるのです。これがよく分かると、難しい文章もよく分かるようになります。
<1> <2> <3> <4>
|
|