|
助動詞は、文字通り動詞を助ける動詞ですが、ほとんどの人は助動詞がどのようなものかはだいたい分かっていると思うのでここでは、簡単に説明したいと思います。
ドイツ語の助動詞はいくつか種類がありますが、一番ポピュラーなのは、次の6つの話法の助動詞だと思います。これらを話法の助動詞といいます。
müssen, können, dürfen, sollen, wollen, mögenです。
意味はそれぞれ、müssen(~ねばならない)、können(~できる)、dürfen(~してもよい)、sollen(~すべきである)、wollen(~したい)、mögen(~だろう)という意味になります。もちろん、細かくいえばそれぞれもっといろんな意味があります。
「食べる」という動詞と組み合わせて、「食べねばならない」、「食べることができる」、「食べてもよい」、「食べるべきである」、「食べたい」、「食べるだろう」という意味を作ることができます。これらは、「食べる」という動詞そのものではなく、「食べる」という意味を拡張しているだけですので助動詞というわけです。
では、助動詞を使った文をドイツ語で作るとどうなるのでしょうか。例として次のような文を考えます。
「彼は肉を食べる」
この文の「食べる」を拡張すると日本語では例えば次のようになります。
「彼は肉を食べてもよい」とか「彼は肉を食べねばならない」といったかんじですね。このような文をドイツ語で書く場合は次のような語順になります。
「彼は、~してもよい、肉を、食べる」とか、
「彼は、~ねばならない、肉を、食べる」といった感じです。
ドイツ語でのルールとしては、助動詞が2番目に来て、本来2番目にあった動詞は原型のまま文末に置かれるということです。そして、助動詞は2番目にあるわけですから、助動詞が主語にあわせて語尾変化することになります。助動詞も動詞の一種ですから、それが2番目に来たときは普通の動詞同様、主語にあわせて人称変化するわけです。
<1> <2> <3>
|
|