dass文について(3/3)

また、これはそんなに頻繁には見かけませんが、dass文が前にあるある名詞を説明することもあります。
例えば、Fall(場合)という名詞のあとに、コンマをつけてからdass文を続けることで、「〜という場合」という意味を作ることが出来ます。これを使うと、「彼が映画に行く場合」という表現が出来ます。ドイツ語で書けば
der Fall, dass er ins Kino geht.
となります。もちろん、これは完全な文ではなくて、Fallという名詞を、dassの副文が説明できるという例です。

若干ドイツ語が読めるようになってきた人は、dass文が主語になったり目的語になったりするのはよく知っているのですが、ある名詞をdass文で説明するこの用法を忘れている場合がよくあります。とりあえず、dass文があって、それが主語でも目的語でもないような場合は、ひょっとして前にある名詞を同格で説明しているのかもしれないと疑ってみるのも悪くありません。

このようにdass文は、結構いろいろなバリエーションがあります。実際は熟語的な表現も含めもっとたくさんありますが、ここではこれぐらいにしておきます。


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