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「ちょっと世にも不思議な物語」 |
更新日:2007年7月1日 |
written by Suzuki (ドリームトラベル) |
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ジメジメとした日が続きますが、みなさまお元気ですか。今回は真夏の風物詩とでも言いましょうか、ちょっと不思議な出来事をお話しいたします。さあ、心してお読み下さい。真夜中に読んでいただければ、少しは涼しくなるかもしれませんよ〜。 |
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それは今年の春の出来事です。国内の某観光地へ添乗員として同行させていただいた時のお話しです。その日はご旅行の最終日で残りの観光地2ヵ所を回りさえすれば、後は飛行機に乗るだけとなり少しホットしかけた時の事です。現地の移動は観光バスなのですが、乗り込んで間もなくです。なぜか誰かが自分を呼んでいるような気がしたのです。それはあくまでも気であり実際の音声が聞こえたわけではありません。自分では「頭がヘンになったのか・・・・?もうアルツハイマーの前兆・・・・??」などなど考えているうちに観光地へ到着いたしました。しかしその声は治まるどころか、頭の中の3分の1を覆うほどになってきました。やがて、その声に自分から気を合わせてしまった時です。何と表現したら良いのかよく分かりませんが、ラジオの周波数を合わせるかのように、自分からその声へ周波数を合わせてしまった時です。自分から「誰?・・誰なの・・・・?」と問いかけてしまった瞬間です。その時です!何かがガチ合ってしまい、声の主に頭の中を占領されたのです!!相手は明らかに女性で、どうやら危害を加える気はないようです。「うわ〜、なんじゃこれは!仕事にならんぞ!」今度はラジオの周波数のようなものをいろいろ変えてはみるのですが、逆に相手が勝手に合わせてきてしまう状態に陥ってしまったのです。「やばい、逃げれないぞ。どうしたらいいんだ!」ソウコウしているうちに、首、肩などが重くなり呼吸困難に陥り始めたのです。その時です、こちらでお参り用のお花を売っているおばちゃんが見かねて、私にお清め用の塩を撒いてくれたのです。するとその瞬間、マジシャンが催眠術を解くように一瞬でパッと、頭、首、肩が軽くなり我に帰れたのです。「一体何なの!?」おばちゃんにこの事を話すと何も驚いた様子も無く、霊に取り憑かれたと教えてくれました。この場所は、霊感の強い人がよく取り憑かれ、おばちゃんらは普段からお清め用の塩を持っているそうです。「ひえ〜 霊に取り憑かれた!!!ぎゃあ〜!!!」でもほんとうに大変だったのはこの後です。5分後には再びまた取り憑かれ、今度はお清め用の塩ではどうにもならなくなってしまったのです。「ひひひえ〜!」 |
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まあ、これ以上は少し生々しくなるので今回はここまでにしておきます。続きはいつか機会がございましたらお話しいたします。これ以上の事を書くと、多分読んでるみなさまが涼しくなるどころか寝れなくなってしまうような気がします。 |
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この観光地は以前から何度も来ているのですがこのような目に遭ったのは初めてです。またそこから数キロしか離れてない場所でなぜか行く度に、男性の地響きの様な声が聞こえる観光名所があります。そちらも今までずっと気のせいだと思い込んでいたのですが、地元のバスガイドさんに話したら、地元では強い霊の出る大変有名な場所だと教えてくれました。さらに、あれもこれもといろいろな場所の事を話すとすべてが霊の出る場所として的中しているのです。「ひえ〜、ぎゃ〜!」でもよく考えたら自分に霊感なんてあるの??? |
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ちなみに私は基本的に科学万能主義者で、ちょっとやそこらではその手の話は信じない主義です。ですが今回の出来事は紛れもない事実です。あなたは信じますか、この手のお話しを。私も含め馬鹿にしているときっといつか痛い目に合うかもしれません。ご注意しましょう。 |
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