スタッフコラム
「燃油サーチャージって何?」
更新日:2006年10月27日
written by Toda (エムトラベル)
初めまして、エムトラベルの戸田 誠(トダマコト)です。もうコラムを書く順番がまわってきてしまいました。従業員全員が書くんです!(よね?)社長〜〜〜。
まずは自己紹介から致します。戸田 誠(トダマコト)32才B型しし座。出身は愛知県瀬戸市です。知多半島と言う地に来てまだ6ケ月!やっと地理もなんとなく分かり始めてきた今日この頃です。過去には名古屋市内、稲沢市などの旅行会社で働いていまして、旅行業界歴は12年目です。長いようで短かったですが、心機一転!半田市に骨を埋めるつもりでやってきました。どうぞ宜しくお願い致します。あとイラストを載せると言うことですので以前に笑った顔が似てる?といわれましたので・・・(芸能人ですが分かります?)
少しまじめな話ですが、最近読んだ記事を参考に「燃油サーチャージの取り扱い」と言うのがありましたのでご紹介いたします。最近、旅行契約の取消しに際し燃油サーチャージの取り扱いでトラブルになることが多いようです。日本旅行業協会への苦情、相談件数は増加し続けているそうです。
では燃油サーチャージとは何?と言われる方も多いと思いますのでそこから。
原油、石油製品の高騰にともない国土交通省が燃油価格が一定水準に戻るまでという明確な廃止条件の下に、航空会社に対して通常の運賃に付加して「燃油特別付加運賃」を航空旅客に対し一律に賦課することを認めた運賃なのです。渡航手続き諸費用、空港施設使用料、超過手荷物料金と同様「旅行代金に含まれないもの」とも国土交通省は通達を出している。従って燃油サーチャージを旅行代金とは別に徴収されての問題はない。さらに言えば燃油サーチャージを旅行代金とは別に徴収した場合、旅行会社はそれが増額された時、その増額分を請求できることになる。簡単に言いますと、お客様は旅行代金を全額支払った後でも、燃油サーチャージそのものが値上がれば追加で支払わなければならなくなると言うことです。
旅行会社によっては燃油サーチャージを旅行代金に組み込んでいるところも多くあります。その場合にトラブルが生じやすくなるのです。旅行者が申込金を支払ってしまうと旅行契約は有効に成立します。そうすると契約内容の変更ができなくなり料金の増額も出来なくなります。旅行会社の人もここまでは知っています。しかし場合によっては旅行契約約款14条1項に基づき変更できるのです。ものすごく話が細かくなるのでこの辺にしておきますが、お客様は次のことは覚えておいて下さい。
ご旅行キャンセルの時です。キャンセル料は旅行代金にしか掛かりません。どういうことかと言うと、
(旅行代金) 100,000円
(空港施設使用料) 2,500円
(現地空港税等) 6,180円
(燃油サーチャージ) 20,000円
キャンセル料は50%とする時のキャンセル料は50,000円です。しかし、
(旅行代金) 128,680円
キャンセル料は50%とする時のキャンセル料は64,340円です。
この違い、分かりますよね!?上記の違いでトラブルが絶えないそうです。
旅行会社の従業員からすると迷惑な運賃です。結局は旅費が高くなっているのだから去年より何で高いの?とか、まけてくれないの?とか、言われるケースが多いからです。ご納得いただくのに一苦労!!我々ももらった分はそっくりそのまま支払うだけなんですよ〜(心の叫び)お客様、どうかどうかご理解下さいませ。

私のコラムは、しばらく旅行の豆知識で行こうと考えております。
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