以上は要約ですが、ほぼ正しいと思われます。 川添氏は、主に日本国内の伝承を対象とする研究での画期的な視点を獲得していますが、それは世界の古代史にも充分に通用する重要な視点と思われます。 東南アジアでメキシコと類似の台形ピラミッドが発見され、そのピラミッドの前庭にはあたかも神殿のように3体の亀の彫像が据えられているのが確認されています。また、古代エジプトにも亀に関する伝承があり、そこでは亀は"不吉・凶悪の象徴"として伝えられています。 南太平洋を中心に“カブカブ"として知られる典型的なメラネシアの美しい頭飾りがありますが、この"カブカブ"とは、円盤状に加工を施したベッコウ(海亀の甲羅)をヤシの繊維のバンドに付け、これを額に巻いた祭事用具とされるものです。この意味合いは一般に”美的意味合いの装飾”と解釈されていますが、実は重要な由縁がある可能性があります。 詳細をここでお話しする事はできませんが、下記の写真の島にヒントがあります。 通常は人々の移動・交流とする"文化の伝搬"の視点で、距離的にも文化的にも異なる人々がそれらを共有する理由の解決を試みますが、何故それら文化が伝搬の対象になったのか、明確ではなく疑問はのこったままです。